商品番号:1555182
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
彩りの旋律、伝統が奏でる花の全通。
― 京摺り友禅が織りなす、華やぎの日常 ―
生地にこだわり、意匠にこだわり、
染めにこだわり尽くして仕上げられた、
個性的で印象的な摺り友禅九寸帯のご紹介です!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
こちらは、しなやかな紬地に、全通柄にて
京の伝統技法「京摺り友禅」で染め上げられました。
節のある紬ならではの素朴な風合いに、
花々が縞状に咲き誇る華やかな意匠。
赤、紫の濃淡の色彩が織りなすリズムは、
どこかノスタルジックでいて現代的なエッセンスも感じさせます。
全通柄のため、どの角度でも柄が映える実用性の高さも魅力。
普段着の小紋や無地着物、カジュアルな紬に合わせて、
季節を問わずお使いいただけます。
卓抜したデザインセンスが見事に表現された、
洗練された個性ある大人のカジュアルを、こころゆくまでご堪能くださいませ。
帯姿をアクセントに、様々なお着物とのコーディネートを、
素敵にお楽しみいただけましたら幸いでございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.7m
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン コンサート、街着、お食事、パーティー、行楽など。
◆あわせる着物 付下げ、小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。