商品番号:1552392
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【 仕入れ担当 田渕より 】
淑やかに、気品満ちて…
淑やかに香る、奥ゆかしさ。
美しい京友禅を込めた一枚をご紹介いたします。
京の老舗染匠『岡山工芸』さんは
日本で初めての手描友禅・女性伝統工芸士・岡山武子氏をはじめ、
手描友禅のスペシャリストである伝統工芸士が3名、職人約20名ほどが集う、
まさに、手描き友禅の職人集団でございます。
その実績は、呉服の世界や日本に留まらず、海外においても広く認められております。
京都きものコレクションやファッションカンタータfrom Kyoto 、
パリ・コレクション等ファッションショーや雑誌、
テレビ等メディアなどでご存知の方も多いかと存じます。
軽い型友禅などでは決して真似することのできない、
本物と認められるまさに正統派の美しい逸品でございます。
どのような場にも、この品質は決して見劣りすることはございません。
そんな『岡山工芸』さんからなんとも
大人の魅力を秘めた華やかな京友禅付下げ着尺をご紹介させていただきます。
【 お色柄 】
しなやかで光沢感のある肌馴染みの良い丹後ちりめん地を、
穏やかな優しい蜂蜜色に染め上げて。
意匠には花器に生けられた牡丹や枝垂桜が贅沢に染め描かれました。
足元からオーロラのような溶け合う色彩にて暈し染めが用いられており
椿を縁取る金駒刺繍はお柄の美しさをより惹き立てております。
無地場との絶妙な空間バランスが、
淑やかなお席にも着こなして頂けるひと品。
これらの染めが全て手仕事によって彩りをのせ、
染め分けられた手間…
京友禅の伝統、その本流の技をしっかりと込めた一枚ですので、
お式事はもちろんのことパーティーや観劇などに際立つ一着として、
優美な着姿をお楽しみ下さいませ!
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約14.5m 内巾37cm(裄丈最長約70cm 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、式典、お祝い事、パーティー、お付き添い、ご挨拶、音楽鑑賞
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)