商品番号:1552068
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
千總、千吉、千治、かつて室町の御三家と呼ばれた超名門の問屋さんです。
今はもう千吉さんはございません。
千切屋さんも室町の名門ですが、御三家ではありません。
千切屋治兵衛さんと混同されやすいのですが愛称、千治さんが本家筋でございます。
そんな室町の超老舗【千切屋治兵衛】さんのお品を入荷いたしました!
素敵な友禅のお値打ち品!
特別ご紹介品にて、どうぞお見逃しなさいませんよう!
【色・柄】
絹艶の中に大小あられのような紋意匠が浮き沈みする絹地は、
穏やかな銀鼠色を基調として染めて。
意匠には落ち着いた彩りを込めた友禅によって、
花菱七宝とともに春秋の花模様が描かれました。
上前の柄の一部には平糸刺繍も施して艶やかに。
その構図、意匠のバランスに確かな品格と華やぎを持った、純古典のお品。
染め通りも美しく、大変手の込められた仕上がりでございます。
【千切屋治兵衛について】
千切屋(ちきりや)は中世から続く京都の和装業の老舗一門。
弘治年間に西村与三右衛門貞喜が法衣店「千切屋」を開いたのが始まりとされております。
最盛期には三条衣棚町を中心に分家・別家を含め100軒を超える
千切屋一門の家々が並び立っていたそうです。
その千切屋一門のうちの一角。
2代目与三右衛門から分家した尚貞氏が治兵衛を名乗り、
商いを始めたのが千切屋治兵衛でございます。
京都では千切屋治兵衛を略した「千治(ちじ)」さんと
親しみを込めて呼ばれ、千總(ちそう:千切屋惣左衛門家)、
千吉(ちきち:千切屋吉右衛門家)、千治(ちじ:千切屋治兵衛家)は
京の三大名門問屋として名を馳せておりました。
(現在は千切屋治兵衞株式会社として京友禅呉服製造卸業を営んでいらっしゃいます。)
絹100%
たち切り身丈175cm(背より身丈160cmまで) 内巾35cm(裄丈66cmまで)
白生地には、丹後ちりめんの紋意匠生地を用いております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、式典、お付き添い、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)