商品番号:1552055
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
捨松、渡文とならぶおしゃれ帯の名門、
「まこと織物」より…
手織すくいの技法で織り上げられた
おしゃれな八寸名古屋帯をご紹介いたします。
手織すくいの技法で織り上げられた、珍しい夏の八寸帯をご紹介いたします。
手織すくいの技法には定評があり、お手にとっていただきましたら
素晴らしい織りくちを実感していただけることと存じます。
最近ではなかなかお目にかかれない、
数少ない西陣手織りの上質なお品。
手織りならではのぬくもりを感じる、素敵な風合い。
御仕立て上がりでお値打ちにご紹介させていただきます。
素材感たっぷりのお品です。
手織りのその技の妙技を是非ご堪能くださいませ!
【 お色柄 】
夏に凛としたムードをかもしだす爽やかな白色の絽目に
お太鼓とお腹はよろける波のように織り上げられ
意匠には太鼓柄にて手織りすくいの技を駆使して
涼しげな波に千鳥の意匠を織りだしました。
大人の洒落のムード溢れる、
洗練されたハイセンスなお一つです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 まこと織物について 】
1951年創業。
すくい帯を人間国宝・細見華岳氏とまこと織物の職人さんとともに創り上げました。
以降すくい織一筋70年、軽く締めやすい、それでいてお洒落帯を創作していらっしゃいます。
筬の特許も取得されるなど、西陣の中でも名門でございます。
【すくい織について】
すくい織りとは、経糸(たていと)を張った状態で下絵を置き、それに沿って杼(ひ)を用い、緯糸(よこいと)で模様をすくいわけて織り上げる技法です。
綴織りとよく似ていますが綴織りの場合は緯糸で緯糸で経糸を隠してしまうのに対して、すくい織りでは経糸を隠さず緯糸との混色で意匠を表現しております。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ3.6m(お仕立て上り)
西陣織工業組合 証紙No700 まこと織物謹製
太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。