商品番号:1513138
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
頑なに伝統を守り、織り継がれた幻の上布…
今回ご紹介するのは絣入りのハイクラス品でございます。
街の喧騒から遠く離れた羽咋の里に響く機織りの音が、
心に聞こえてくるのではないでしょうか…
どうぞお手にとって眺めて見て下さい。
【 お色柄 】
原糸から糸繰、整経、絣染、手織に至るまで…。
いつくもの工程を経て、丁寧に手織りで織り上げられる上布のお品。
長く継承されてきた熟練の職人技によってひとつの作品が仕上げられました。
着物姿に涼し気な表情を添える帯姿。
上品な砥粉色の地にはサビ絣模様を織りなしました。
すっきりとシンプルに、素朴な洒落味を感じて頂けることと思います。
弥生時代の古来から脈々と受け継がれてきたと言われる能登上布。
織物の原点を思わせる織りの美しさと、洗練されたモダンなセンス。
上布きものにも大変相応しく、夏の小紋、色無地、紬などにも素敵にお召し頂けます。
なかなかご紹介の機会も少ないお品でございます。
お探しの方も多いことでしょう…
自信を持って、大切にお届けさせていただきます。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
麻100%
長さ約3.65m
全通柄
※名古屋仕立て
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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