商品番号:1551304
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
織物通の方に根強い人気のある都城の白大島の中でも
有名な桑原織物【 桑原啓之介 】氏による9マルキ
カタス式の絣、特選白大島紬のご紹介です。
もう織り上げがございませんので、その面でも希少。
よきお柄で、証紙類、生地端も付属しており、
状態もよいお品。
なんと今回は、9マルキに加えて
200山亀甲絣も組み合わせたハイクラス品が入荷しました。
このクラスのお品は本当に数がございません。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
さらりとしてハリのあるオフホワイ地をベースに、
細やかな9マルキカタスの絣と200山亀甲絣にて
流れるような創作意匠が織りだされております。
白大島ならではのおだやかな地色に、すっと
浮かび上がる絣が、洗練された知的な着姿を
演出してくれる事でしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
【 桑原啓之助について 】
伝統工芸士
宮崎県都城市の大島名門工房・桑原織物の
二代目伝統工芸作家
【 都城の大島紬について 】
奄美大島で伝統技法を身につけた人々が、
よりよい環境、素材を求めて都城にその
新天地を見出した事に端を発する。
大島紬としては鹿児島、奄美とともに
国の伝統的工芸品に指定されている。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:鼠色ぼかし
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)・本場大島紬
都城絹織物事業共同組合・本場大島紬の商標
製織:桑原織物 桑原啓之介
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。