商品番号:1550745
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
古くより親しまれてきた植物染料の茜を用いた
希少な茜染の手絞りにてお柄をあしらった
特選紬地染小紋のご紹介です!
流行り廃りなきトラッドなデザインに、
時が経つにつれて味わいを増す草木染料の表情を
末永くお楽しみ頂けることでしょう。
茜染の作品は、帯のご紹介はまだございますが、
お着物のご紹介は滅多とございません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄手で柔らかな地風の綿地に、茜染めで得られた
やや茶みを帯びた朱色の絞りによるくづし麻の葉亀甲が
一面に染め上げられております。
【 商品の状態 】
画像のように右袖背部などにシミ、
胴裏にもうっすらとシミがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
【 茜染について 】
茜染は読んで字のごとく、アカネという
植物の根を使って染める草木染を指す。
茜はアカネ科のつる性の多年生植物であり、
中国や朝鮮半島、日本などのアジア圏に多く
生息する植物で、古くから薬草として用いられており、
浄血や保温、体の活性化といった効果が期待されてきた。
茜染にはその根から採取される赤い染料が用いられる。
茜の根に含まれる紅色色素前駆体のアリザリンを酸化、
ノメタン型のブラジレインに変化させ、赤色を得る。
より酸化が進むほど赤が濃くなり、日光の下で
染色をするとより濃く染まる。
国内の茜染の発祥の地として知られるのが
岩手県で、その昔自生のアカネが豊富だったことから、
1300年前の奈良時代からその根を使って染める茜染の
技法が伝承されてきた。
表:綿100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:弁柄・無地
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 51cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm(1尺7寸7分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯、半巾帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。