商品番号:1550668
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
古典を貫きながらも現代のシーンに溶け合う着姿。
格調と優美さを併せ持つ品格ある訪問着のご紹介です。
闇を湛えたような黒地に花々が咲き交い、そこに緩やかな曲線で構成された垣が配されることで、
奥行きと流れを感じさせる構図に仕上がっています。
細やかな部分にこだわりの美の感性が見事に尽くされており、
価格・品質・意匠ともに安心してお召し頂ける作品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりと肌触りの軽い丹後ちりめん地。
生地本来の光沢感を備えた、発色の良い上質絹布を
こっくりと深い黒色に染めて。
お柄には、菊や桜、牡丹といった四季の花が描き出されました。
糸目に沿った繊細な刺繍が気品を添え、近くで見るほどに意匠の奥深さが際立ちます。
深い地色からキリリと映える色使いで描かれた意匠は、
大人の凛とした気品を演出しております。
礼装として品格ある帯を合わせて、式典・お茶席・パーティーなどに最適。
幅広い年齢層に対応し、落ち着きと華やぎの両面を備えているため、長くご愛用いただける作品です。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約170cm 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。