商品番号:1547568
(税込)
【 仕入れ担当 中村より】
西陣の老舗名宝…ご存知【龍村美術織物】。
この帯姿は”たつむら”唯一…
九寸名古屋帯は、今では数を織り上げることも少ないそうでございます。
その為、現在では各百貨店でもほとんどお取り扱いをされておりません。
希少な龍村美術織物による九寸名古屋帯のご紹介です。
上品な雰囲気をかもしだす、龍村の希少な九寸帯…
カジュアル向けの付下げや小紋、織のお着物などとのコーディネートで、
上質のお洒落着姿をお愉しみいただきたく存じます。
西陣全体でも”いいもん”の九寸帯は、昨今その数が大変少なくなっており、
新たに織り上げる予定自体が無い機屋さんも多く、
今後もさらに減っていくと言われております。
どうそお見逃しなく!
【 色・柄 】
銘【 ワヤン 】
しなやかでしっかりとした糸使いの高貴なブラウンの帯地。
やや赤みを帯びた金糸に、控えめな茶系の色糸使いにて、
インドネシアのジャワ島やバリ島で行われる、
人形を用いた伝統的な影絵芝居「ワヤン・クリ(Wayang Kulit)」の
操り人形が織り描きだされております。
ユネスコの「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」において傑作の宣言を受け、
2009年に無形文化遺産に登録されました。
ワヤンは本来は「影」という意味だそうです。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.644 龍村美術織物謹製
※おすすめ帯芯:綿芯 ◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お付き添い、芸術鑑賞、同窓会など
◆あわせる着物 付下げ、小紋、御召、色無地
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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