商品番号:1543701
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
人間国宝【 故:六谷梅軒 】氏の伊勢型による
厳選の良色柄の小紋のご紹介です。
落ち着いた色彩に、
点で表された繊細なデザイン。
卓越した職人の技が光る逸品でございます!
お稽古やおでかけなどのカジュアルシーンに
重宝いただけることでしょう。
今回は六谷梅軒氏の彫刻型で
染められた生地を用いて切嵌工芸によって創作された
表情豊かな袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
お仕立て上がりでお値打ちでございますので
ぜひお手元でご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
さらりとした質感の縮緬地は、シックな黒色。
お柄には円花模様を表現しております。
この上なく見事な…
このお柄の全てが、1mmも満たない粒々の集合で表現されていること…
画面上でおわかりいただけますでしょうか。
その細緻さには、きっとどなたもが感嘆せずにはいられません。
もちろんのことこちらの作品に用いられた型も、一部でも破損すれば、終わり。
二度と同じものを創ることは出来ません。
魂の型彫り、新しい染め技。
現在ここまで凝った伊勢型のお品は、ほとんど創作されておりません。
[帯]
一面に銀糸を織り交ぜ、揉み箔のような地紋が浮かぶ帯地。
ごく淡い灰白色を基調とした光沢のある中に、
江戸小紋裂を用いて切嵌を施しました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 六谷梅軒について 】
本名:六谷紀久男
1907年 2月15日生
1955年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」の保持者に認定
1973年 4月26日没・66歳
三重県鈴鹿市生まれ。
父と兄に伊勢型紙錐彫(きりぼり)の技術をまなぶ。
1919年に京都の兄・六谷芳方のもとで錐彫技術の
修行を重ね、1939年に独立。
鮫(さめ)小紋、通し小紋など、細密な紋様を得意とした。
1942年小宮康助のすすめで、さらに細密な
極(ごく)鮫小紋を研究。
1955年「第一回人間国宝(重要無形文化財「伊勢型紙、錐彫り」
技術保持者)」に認定(雅号 梅軒とする)。
※現在六谷梅軒の号は、息子の博臣氏が二代目として
1996年に襲名。
【 経歴 】
1907年 三重県生まれ
1919年 白子尋常小学校卒業
父である芳蔵に就いて伊勢型紙錐彫を修行
1933年 兄の六谷茂方より錐彫技術を習得
1939年 独立
1942年 小宮康助の勧めで極鮫小紋の研究に着手
1955年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」保持者に認定
1963年 鈴鹿市の伊勢型紙伝承者養成事業の講師を務める
1972年 鈴鹿市文化功労者
[着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※パールトーン加工済
[帯]
絹100%
長さ約4.5m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、
街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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