商品番号:1543151
(税込)
美しき西陣の誇る傑作品を数々製作する、名門【龍村美術織物】。
本物を愛すお方に、自信を持ってお勧めいたします。
龍村美術織物による錦織本袋帯のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
龍村美術織物さんらしい多彩で存在感のある意匠美…
その奥深さに惹かれて仕入れてまいりました!
これほど彩り豊かな面持ちであれば
訪問着、色無地などに合わせて、
セミフォーマルの帯姿を存分に飾る一条となることでしょう。
龍村流の古典文様の美をご堪能下さい。
ここまでの存在感をかもしだす作品は龍村以外にはなかなかございません。
独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
どのような場でも自信をもってお召しいただけることと存じます。
【色・柄】
ごくしなやかに、しっかりとした厚み。
六通に渡って独特の艶感を感じる箔と色使いの妙。
その手触りだけでも、どれほどの表現のこだわりがあるか、感じられずにはいられません。
工芸品と言っても過言ではないハイクラスの一品でございます。
まず、間違いのない老舗処。
お手にとっていただければきっとおわかりいただけることと思います。
重厚感あるしっかりとした帯地、緻密な織技法、
その風合いだけでもただならぬ風格を漂わせます。
「 吉祥文 」こう銘打たれた作品です。
絹艶美しく、穏やかな白茶色の帯地に、
艷やかな金銀の引箔と、青や緑、赤などの絹糸を込めて、
格子と菱の構図を重ね合わせた創作模様を織り成しました。
絹糸に箔糸や金糸を重ねて織り上げた様はなんとも美しく…
卓抜した色彩センスもご堪能いただけることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【本袋について】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.3m(お仕立て上がり)
本袋縫い
◇六通柄
※「三越」誂え品
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、式典、お茶事、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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