商品番号:1543120
(税込)
仕入れ担当 中村より 】
西陣の老舗「安藤」の手織のお品かと存じます。
特選夏物八寸名古屋帯のご紹介です。
安藤さんとお取引できる小売り屋さんは少なく、
室町でもほとんど見かけることはございません。
丁寧に丁寧に創作し、そして安売りはしない。
もちろん、値段に見合った仕事、ご納得いただける確かな品質、
他にはない手仕事の妙が伺えるお品でございます!
夏物の八寸帯の中でも特選クラス。
お茶席おすすめでございますし、ご着用の時期といたしましては
6~9月までの単衣、盛夏の装いに、存分に活躍してくれることでしょう。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
【 色柄 】
夏物らしく精錬前の生糸に強度な撚りを掛けております。
さらり、しなやかかつ、ほどよいシャリ感。
すりガラスのような、おだやかな透け感の帯地に、
返し三尺から地紋のような表情にて、
桧垣に有職模様を織り描き出しました。
古典の格調と、計算されたデザイン性。
一度お締めいただければ、
その技術の高さをご実感いただけることでしょう。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹:100% 長さ:約3.6m-3.7m(仕立て上がり地)
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期、6月、9月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物
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