商品番号:1542912
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
長野県信州の伝統的織物【信州上田紬】着尺のご紹介です。
今回ご紹介のお品は希少な夏物。
国産絹にこだわり昔ながらの技法で織り上げられた一枚。
今回は京都の染匠、「一富司」の染帯とのコーディネートセットをご紹介。
年々希少になりつつある上質な夏物。
現品限り、お値打ちにご紹介させていただきます!
どうぞお見逃しなくお願い致します!
【 色柄 】
[着物]
あくまで、シンプル。
軽くさらりとした質感が魅力の絹地。
竪絽の組織は深い紺色を基調に
真綿糸を横段に織り込んだシンプルな一枚。
シワになりにくく、軽く、お裾さばきが良い点でもおすすめです。
素材の良さを感じさせる信州の紬。
まさに現代好みのシンプルな素材感重視の装いに。
品良い染め帯や、しゃれを効かせた織りの帯、もちろん無地調にもすっきりとしたコーディネートでもおすすめです。
[帯]
染めの表情そのものが、勝負となる染帯。
まさに極上の染め色を堪能いただけることでしょう。
横段の駒紗地をごく淡い白緑色に染め上げて。
涼味溢れる絽地に鹿の子模様を込めた、
芭蕉の意匠を描き出しました。
濃淡の具合や配置の妙も、文字通り一期一会、
だからこそ一層、その魅力が強く感じられます。
ここまでハイセンス、かつ古典に忠実に、
それでいて周りをハッとさせるほどの魅力に満ちたものには、
毎日染め屋をまわっておりましても、
なかなか出会えるものではございません。
【 京の染匠「一富司」について 】
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
大量に作ることなく、コストがかかっても実際に締めて喜ばれる作品を作りたい。
ハイセンスかつ上質な仕上がりは、名門の作品に対する真摯な姿勢を
しっかりと感じさせてくれます。
ひとつひとつに丁寧なものづくり、伝統京友禅の美技を…
実は…単純な意匠ほど、きわめて難しく、
熟練の手仕事、腕の良い職人さんによって染められています。
【 上田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
長野県上田地方、更科、小県、埴科地方、とくに
千曲川上流地帯でつくられる紬織物で、
上田を集散地としたため上田紬と呼ばれた。
江戸寛文年間(1661~73)に伝えられ、
江戸中期ごろから和糸生産の発展につれ、養蚕から
生じる屑繭、玉繭を利用し、農家の副業として
盛んになり、天保年間(1830~44)に最盛期となった。
もともとは玉糸が使用されていたが、現在では
経糸に生糸、緯糸に紬糸(多くは機械を使用する)を用い、
一部は高機による手織であるが、力織機による製織のものが
多くなっている。
絣のものも織り上げはあるが、縞柄が主で、
普段着向きの着尺地として使用される。
厚手で丈夫な地風で、江戸時代には
大島紬や結城紬と並ぶ「日本三大紬」として
一世を風靡した。
[着物]
絹100%
長さ約14m 内巾39cm(裄74cmまで)
産地表示証紙(六文銭マーク)付き
[帯]
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には特選駒紗無地を用いております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月~9月の盛夏・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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