商品番号:1542610
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
雑誌掲載も大変多く、その洗練されたデザインと高度な技術、
そして何より、その独特のムードがおきもの通の方の
絶大な支持を受けている【 貴久樹 】。
その貴久樹ならではの…
野蚕王国・インドを代表するタッサーシルクを用いたナチュラルタッサーのシリーズより。
人気の紋意匠色無地のご紹介です。
今回は京の老舗菱屋善兵衛の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 色柄 】
[着物]
無地場にも豊かな深みを感じさせてくれるバランス感覚も秀逸。
野蚕糸ならではの均一ではない、凹凸ある糸質。
希少なタサール蚕より引いた糸を手織した生地。
細い糸のため、他の野蚕に比べておだやかなフシ感かつ
軽やかな地風に織り上がった紬地を、ややくすみの
落ち着いた枯茶色に染め上げて…
ご年齢も選ばないお品でございますので、
末永くお召しいただけることでしょう。
[帯]
こっくりと深い黒色を基調とした錦地。
モダンな色彩でアールヌーボーの花意匠を織りなしました。
画面上でどこまでお伝えできるかわかりませんが、
まさに本物と呼ぶにふさわしい作品でございます。
【 商品の状態 】
着物も帯も中古品として仕入れてまいりましたが、洗われて保存されていたのでしょう、美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 菱屋善兵衛(木野織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.320
1804年(文化元年)創業
「菱屋善兵衛」を屋号とする西陣の老舗機屋。
現在、所蔵する古代裂地を復刻した袋帯を中心に、
西陣お召しなど時代に合った商品を提供している。
尾張国から入洛した木野善八(1806年没)が
初代とされ、現社長である木野善之で八代を数える。
二代目善兵衛が江戸後期に西陣の機業を二分していた
菱屋に入って織物業を習得、独立して菱屋善兵衛を
名乗り、1804年に創業した。
創業当時から帯地の他に相撲の化粧廻しも製織していたが
四代目以降は帯地のみに専心、ジャガード機を導入して
設備を整え、繻珍の丸帯を多く製織していた。
五代になると積極的に各種の帯を手掛け、一時は絽の
丸帯のみを作り、『絽ならば木野』とまで言われた。
大正期の経済恐慌で大きな痛手をおったものの、
1948年に後を継いだ六代目が堅実な経営と良い商品を
安く提供するをモットーにものづくりを続け、八代目の
現在に至る。
【 貴久樹について 】
雑誌掲載も大変多く、その洗練されたデザインと
高度な技術、その独特のムードがおきもの通の絶大な
支持を受けているブランド。
先代の糸川禎彦が、染めなくても金色に光る布
「ムガシルク」に魅了され、インドを訪問するうちに
織り・染め・縫いと、幅広い手法のあるインドの
染織文化の奥深さに感動したことが創業の契機。
貴久樹ブランドを一躍有名にしたゴールデンムガ
(ムガサンシルク)をはじめ、ナチュラルタッサー、
タッサーシルクなど貴重な野蚕糸を用いた野蚕紬に、
刺繍技法などを駆使して表現される独特の
デザインが特徴。
刺繍は高度な職人技による手刺繍であるカンタ刺繍、
カシミール細密刺繍、ティカン刺繍など、中国の
伝統刺繍を、染には手摺木版染などの技術が
作品には用いられている。
[着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
[帯]
絹100%
長さ約4.5m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
---|---|
裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.3cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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