商品番号:1541412
【 仕入れ担当 中村より 】
美しいキモノなどの多数掲載のある、名門機屋さんの逸品御召を仕入れて参りました。
まず、お値打ちに出回っているものとは質が違います。
普段のご紹介は有職唐織の九寸帯がほとんどでございますが、
今回は希少な御召着尺を仕入れることができました。
その風合いだけでも、ただならぬ風格を漂わせます。
納得の仕上がりは、ひと目で心惹かれる素敵なお品です。
生地からこだわった本格派のひと品、
是非ご堪能頂きたく存じ上げます。
【 お色柄 】
お色は紫色と黒で松菱模様を織りなして。
そのセンスは他にはない上品な雰囲気を醸し出します。
シンプルでありながらも、最高のクオリティ。
優しい帯合わせで、高級なワンピース感覚にもなります。
ご友人とのお出かけや観劇、お茶席などにはもちろんのこと…
最近は、少しきちんとしたお席にも高級御召で
知的に装う方が増えてまいりました。
逸品しゃれ袋帯を合わせていただいても素敵です。
【 機屋について 】
昭和45年4月、京都西陣の機業の4代目として生まれ、
幼い頃から機に触れて育ち、学校から職場に直接帰宅して
製織の手伝いをしながら技術を習得。
平成元年4月より織物の工程である糸染、整経など、
全てを復習し、更に技に磨きをかける日々を送る中で、
平成25年、日本伝統工芸近畿展にて自身が制作した作品が入選。
その後も技術の完成度を高める努力を惜しまず、
現在は顕紋紗の制作に力を注いでおります。
【 御召について 】
「お召し」は、徳川11代将軍家斉が
好んでお召しになったところからその名が生まれたといわれています。
正式名はお召縮緬で、予め精練・染色した糸を用いる先染めの縮緬織物です。
特有のシャリ感をもち、表裏同柄に織り上げられるお召しは
袷・単どちらにもご愛用いただけますし、
おきものとしてお楽しみになられた後は羽織やコートに、
また撥水加工をして雨コートにしていただくこともできます。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
絹100%
長さ約12.5m 内巾39.5cm(裄丈75cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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