商品番号:1541026
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
たとう紙を広げて驚きました。
お仕立て上がりでは初のご紹介となります。
清布びんがた工房、玉那覇清氏による
琉球紅型訪問着を仕入れて参りました。
故・城間栄喜氏の愛弟子として腕を磨いた
紅型女流作家、2015年1月、79歳にてお亡くなりになられた
藤村玲子氏の型を譲り受け、
苦心の末復刻された事で知られる氏の作品群。
中でもごく限られた数しか制作されていない訪問着…
お召しになればきっと琉球の誇り高き伝統美に魅了されることでしょう…
どうぞごゆっくりとご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりと軽く、しなやかでいて張りを残した紬地。
地色は白鼠色を基調として、格子に葵丸紋があしらわれて…
琉球独特のお色を巧みに使い分け、
情緒ある彩りを、氏のセンスで染め上げた逸品でございます。
そっと水分を含んだ瞬間のような一つ一つのグラデーションも美しく…
印象的な紅型の彩りの力強さ、女性らしさを備えた華やぎを感じさせる仕上がりです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:湊鼠色
身丈(背より) | 161.5cm (適応身長166.5cm~156.5cm) (4尺2寸6分) |
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裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 27.5cm(7寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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