商品番号:1539515
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お悩みの多い帯締め帯揚げの小物合わせ。
そんな時はお任せ下さい!
年間約3万点のリユース品と向きあう、
バイヤー田渕がお勧めする、帯・帯締め・帯揚げの3点コーデセットをご用意致しました!
数ある中から価格にとことん拘りました!
今回ご用意したセットは
滅多と出会えない名品、平蔵氏の威毛錦。
数ある氏の作品の中でも昭和の初期に初めて発表され、
昭和13年ベルリン手工芸展にて金賞を受賞し、
現在に至るまで平蔵の代表作と、
江戸組紐の名門本舗より。
純国産の群馬シルク200を用いた上質な
江戸組紐の帯締め、
京都発和装小物ブランド[大原商店]の特選帯揚げでございます。
帯、小物は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪帯≫
商品番号:1538555
通常価格:498.000円税込
まろやかなオフホワイトの錦地。
程よい重厚感とその締めやすさは、もはやご説明は不要でしょう。
お柄には龍村独特のお色使いで、
大胆な「威毛錦(おどしげにしき)」の意匠があらわされました。
戦国武将が陣中で使用した威毛。
鎧の主体部は小札と呼ばれる革製の小さな板で構成され、表面には漆が塗られております。
この小札を連結させ板状にし、幾段にも繋ぎ合わせる事を「威す(おどす)」と呼びます。
緒通すがその語源とされ、沢山並ぶ様子が鳥の羽根に似ているところから「威毛(おどしげ)」と呼ばれるようです。
絶妙の箔使いといろどりのコントラスト。
界切線ひとつをとっても組紐のような凝った技法。
そして、裏太鼓とよばれる、お太鼓の裏にあたる箇所、
二重太鼓をお締めいただいた際にかくれる部分にもお柄が
つけられた贅沢な仕上がりとなっております。
細部までの美へのこだわりはさすが龍村という仕上がりです。
悠久の美をもって末代までお譲りいただける美術工芸品的なひと品です。
どのような場でも自信をもってお召しいただけることと存じます。
ぜひこの機会に、最高級のお品を…
その織り口とともに、お手元にて永く永くご愛用いただきたく存じます。
どうかお見逃しなくお願いいたします。
≪帯締め≫
商品番号:1531861
上質の日本産絹糸を使って一本一本手組みで
組み上げられた帯締めで、日本国内で熟練した
職人が制作を行っており、素材にもこだわり
使う絹糸は国産のもののみ。
ただそこにある糸を組むのではなく組むために
糸を染め、糸繰りをした糸を用い、一人の職人が
丁寧に組み上げておりますので組み上げまでに
かなりの時間を要しています。
手組みゆえのゆとりのある自然な組みの表情。
職人が一手一手糸の加減を調節しながら組むことによって
生まれる程よい締まり具合、しっかりとした厚み。
締める時のことを考えて一糸一糸命を組み込んだ手組みの一本。
普段なかなかご紹介が叶いませんので、
お探しの方お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
≪帯揚げ≫
商品番号:1503927
礼装から洒落までお使いいただける、縫い取り帯揚げ。
「縫い取り」とは、柄の一部分に金糸を織り込んだ生地のこと。
ほのかに煌めく金彩が格調高いムードを演出します。
生地は京都府丹後地方の伝統織である「丹後ちりめん」。
地模様に「貝合わせ紋」が織り表されております。
柄中にさりげなく差された彩色は控えめながらも美しく。
はんなり優しいカラーリングでクラシカルな古典着物に良く合います。
【 商品の状態 】
≪帯≫
中古品として仕入れて参りました。
表裏所々に汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
≪帯締め・帯揚げ≫
未着用の新品でございます。
【 初代・龍村平蔵(号・光波)について 】
染織工芸作家
伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と
革新的な技法の習得により新境地を切り開いた名匠。
奈良県の正倉院に収蔵されている正倉院裂の
復元の第一人者。
生涯で70種もの日本の宝物の復元に成功した。
【 経歴 】
1876年に大阪の両替屋の豪商の家に生まれる。
16歳のときに祖父が死去し、それを機に家業を継ぐ。
1894年には18歳で織元として独立、その後1906年に
京都で龍村織物製織所を設立。
当初は販売に従事していたが、徐々に織物の技術に
興味を持ち、研究を開始。
研究の結果、帯に奥行きと彩りを与えた
高浪織(たかなみおり)や、意匠に立体感を出すため
糸に凹凸を持たせる纐纈織(こうけちおり)などの
数々の技術を生み出し特許を取得。
後、苦心して開発した織技法が次々と同業者に
模倣された事で古代裂の復元研究に没頭。
「どんな複雑な組織の織物も、経糸と緯糸によって
構成された、理屈で割り切れる偶数の世界」ととらえ、
「美」という3つ目の要素を加える事で織物を芸術という
高みに押し上げた。
1956年には染織工芸界の新たな可能性を切り開いた
数々の業績に対し、80歳にして日本芸術恩賜賞を受賞。
1962年 没、享年86歳。
龍村平蔵の子息は
謙・晋・徳・元の4人
このうち謙が二代龍村平蔵(号・光翔)、
元が三代目平蔵(龍村美術織物経営)。
現在は龍村旻が龍村美術織物を経営、
2006年4月に四代目龍村平蔵を襲名
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
本袋縫い
お太鼓柄
※関西仕立て、帯芯無し
【帯締め】
絹100%(純国産・群馬シルク200使用)
長さ:約153cm(房部分除く) 幅:約1.5cm
撚り房
日本製
※取り扱いについて:日光などによる色やけにご注意ください。
※1点ずつ手作業で組んでおりますため色の出方が多少異なる場合がございます。
製品特性としてご理解くださいませ。
【帯揚げ】
素材/絹100%(金属糸使用)
長さ/約175cm 幅/約30cm
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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