商品番号:1539448
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
信州は長野県にて創作される、大変珍しいお品…
ふっくらとした地風に、草木染の色合いが魅力的な「伊那紬」に
本結城の中でも希少な八寸名古屋帯を合わせて。
キリッと明るい彩りの紬を、シックな帯で引き締める
カジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
(着物)
手触りは結城紬のようにふっくらとしており、
随所に節糸の風合いがある伊那紬地。
糸を先に染めて明るい黄色と白とのグラデーションを用いて
「ぼかし格子」の柄を織り上げました。
自然の染料で染めた優しさと、玉糸による節の風合い豊かに、
シンプルながらも味わい深い仕上がり。
民芸的にもお洒落にも、帯合わせ次第でその表情を変えてくれます。
(帯)
本場結城紬の希少な八寸帯でございます。
着尺よりも太めの糸を用いて織り上げられており、
フワリと空気を含んだかのような地風がございます。
深みのある黒色を基調として、穏やかな利休白茶を織り交ぜて
一面に杢のような地紋を浮かべた帯地。
お太鼓、前柄とそっと浮かび上がるシンプルな「飛び石」の模様。
矢車附子やラックダイといった植物染料を用いて糸を染めて
この穏やかな彩りが生み出さえれております。
確かな風合いや手触り・節感で分かる、
結城ファンにはたまらない作品に仕上がっております。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【着物】
絹100%
八掛の色:ウコン色(ぼかし)
ガード加工済
【帯】
絹100% 長さ約3.8m
植物染料:矢車附子・ラックダイ
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 70cm(1尺8寸5分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 27.5cm(7寸3分) |
後巾 | 32.5cm(8寸6分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、カジュアルなパーティー、コンサート、行楽など。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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