【24周年セール】京の一流【染匠市川】 本手描き真糊糸目京友禅訪問着 「雲取四季花」 しっとりと、瑞々しい染め… 大胆な意匠の構図と色彩構成！

【　仕入れ担当　中村より　】
手挿し友禅にこだわりものづくりを続けている
京友禅の名門【　染匠市川　】より、逸品と呼ぶにふさわしい
本手描友禅の、彩り鮮やかな正統派古典美を浮かべた訪問着のご紹介です。

創業70年を超える老舗の染処【　染匠市川　】。
作品の意匠的に柔らかなラインを描くために
手間のかかる真糊糸目にこだわって創作活動を続ける名門です。
細やかな部分にまでこだわりみせるからこそ生まれる友禅美。
古典の中に現代的な感性・色彩感覚を組み合わせることで
時代にあった魅力的な作品を生み出しています。

この風雅…この奥行き。
しっとりと香りたつのは、極上の気品。
めったとご紹介できる染め屋さんのお品ではございません。

量産ができるお品ではございません。
一点ずつ、丁寧に創作されたお品を、どうぞご堪能くださいませ。


【　お色柄　】
染め色を引き立てる上質なちりめん地。
この地をしっとりとした灰青色に染め上げ、
描き出されたのは色鮮やかな雲取の四季花意匠。
大胆な構図・色彩の古典意匠は名門ならではの美しいさが映ります。

繊細な丁寧な友禅の色挿し、細やかな糸目、
そのすべてが、熟練の手技により、見ごたえのある仕上がりとなりました。

もちろんのこと、二つとある御品ではございません。
本物を愛するお方に、心よりおすすめいたします。
ご年齢も問わず、帯合わせを変えて末永く
凛とした装いをお楽しみいただけることでしょう。


【　真糊について　】
室町、桃山時代にはすでに存在していたと言われる
日本古来のでんぷん糊。
糯粉(もちこ)に糠(ぬか)と塩などを加え、蒸して
よく練り再度炊きあげた大変強い防染力を持つ。

糸目糊にこの『真糊（まのり）』を使用する友禅を
真糊糸目友禅と呼ぶ。

真糊はその特性上筆で描いたような
微かなカスレや揺らぎがありる。

ゴム糊のように染料をはじき防染するため
糸目箇所が完全な生地の白色なのに対し、
真糊は地染め（柄でなく、無地のところの色）の色が
わずかに移り、微妙なオフホワイトに仕上がる。

糸目とは友禅の要である糊の輪郭線の事で、
昨今はより作業性を上げた石油化学製品の
ゴム糊が主流である。


【　染匠市川について　】
京友禅の染匠
1946年（昭和21年）創業
1973年（昭和48年）設立
京都工芸染匠協同組合会員
京都染色美術協会会員

悉皆業にて創業。
糸目には柔らかい線で表現される糊糸目を主に、
友禅や金彩、刺繍などそれぞれに特殊な技法を
用い、職人の高度な技術を活かしたものづくりに徹している。

現在では数人しかいない、下絵の描かれた生地の上に
糊を置き、 先金をはずした筒や指を使って糊の厚みを
調整しながら糊だけで絵を作りあげていく「糊うたし」の
糊を置ける職人を抱えている。
現在は三代目の市川昌史が代表をつとめている。

バイヤー
中村 浩二

090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。