【本場黄八丈】 高級草木染紬 手織・平織 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「刈安格子」 憧れの黒黄八！ 証紙もきっちり！ 身丈151.5　裄61

【　仕入れ担当　田渕より　】
本場黄八丈。
いつかは…とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
黄八丈の中でも黒の八丈は人気が高く、その数は激減しております。

今回はそんな黒の色彩を主とした一枚をご紹介いたします！
黒地に刈安の黄色でお柄が表されており、
黄八丈ならではのお色をお楽しみいただけることでしょう。

お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく！


【　お色柄　】
シャッシャッとした手触りで、穏やかな光沢のある生地。
お色は椎の黒色をベースに、刈安の黄色で格子が織り描き出されております。

シックに落ち着いたなかにも、だからこそ感じられる深みと味わい。
草木染め特有の、まろやかな優しさに溢れたお色…
本当に、吸い込まれそうなその豊かな表情を感じていただけることでしょう。
手間ひまをかけて、また心を込めてつくられました。

丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず大変丈夫です。
年月を経ても変色することがなく、洗えば洗うほど、そのお色は冴えを見せます。

代々受け継ぐおきものとして、自信をもっておすすめいたします。
どうぞこの機会をお見逃しなく！


【　商品の状態　】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【　黄八丈について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1977年10月14日指定）

八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。

代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈（とびはちじょう）」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
（学名：コブナグサ）の黄、マダミ（学名：タブの木）の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。

伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼（てなげひ）を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。

他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。

バイヤー
田渕 健太

080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。