商品番号:1538346
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
穏やかな絹地に映える艷やかな華やぎ、気品。
フォーマルシーンを上品に彩る特選訪問着に
名門まいづるが織り成した
織糸に琴糸を織り込んだ素晴らしい袋帯を合わせて。
淡く優しい彩りの訪問着を、帯で華やかに飾る印象の
フォーマルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届け致しますので
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
(着物)
しっとりとした肌触りの駒無地。
トロンと程よい重みも感じ、絹本来の光沢を浮かべた上質の生地感です。
その地を淡い若緑色を基調に染めて
一面に淡い白鼠色やクリーム色、桜色などの霞ぼかしを背景にして
光悦垣草花の模様を描きました。
上前に施した金駒刺繍や随所に込められた金彩の艶感が一層の気品を演出し
多様な彩りの中にも煌めきのアクセントを添えております。
(帯)
すっきりと清雅な白を基調として、
ほんのりと淡いアイボリーの横段ぼかしを込めた帯地。
この地にふっくらとしたぬき糸使いで織りだされたのは、
淡い色使いが印象的な「菱七宝菊花文」。
古典の柄をモダンな配色で仕上げた、
ハイクラスのフォーマル帯です。
琴糸が用いられているのは、お太鼓部分の模様。
ぜひこちらにもご注目いただきたく思います。
淡い帯地と、多様な彩りの絹糸で表現された中でも、
アイボリーの琴糸が放つ立体的な表情は、一層際立った存在感がございます。
一度手に取っていただければ、その女性らしい優美さを、
また、一条の帯が語りかけてくる上品な佇まいを感じとっていただけることでしょう。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【琴糸織について】
琵琶湖の北、賤ヶ岳山麓の木ノ本町大音(おおおと)。
ここは平安の世からすでに名を馳せた琴糸の里として知られています。
この地の伊香具神社の境内にある名水・独鈷水(とっこすい)で煮た生繭から生産される糸は、
その強さゆえ、琴など演奏会用の高級邦楽器に珍重されてきました。
その春繭、生繭を手でゆっくりと手繰っていく「生繭座繰り(ざぐり)」、
さらに京都で二軒しかできないという「張撚り(はりより)」という工程を経て、
最高の琴糸が出来上がります。
通常ならば織り込めない糸を西陣まいづる独自の技術を駆使し
よこ糸に織り込んで出来上がりましたのが、この「琴糸織」。
たっぷりとした独特の立体感と重厚感。
かつ、風合いは大変しなやかに織り上げられています。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.5m(お仕立て上がり)
耳の縫製:かがり縫い
◇六通柄
※関西仕立て
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 56.5cm(1尺4寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・式典へのご参列、入卒のお付き添い、パーティー、芸術鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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