商品番号:1536098
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お悩みの多い帯締め帯揚げの小物合わせ。
そんな時はお任せ下さい!
年間約3万点のリユース品と向きあう、
バイヤー田渕がお勧めする、帯・帯締め・帯揚げの3点コーデセットをご用意致しました!
数ある中から
価格にとことん拘りました!
今回ご用意したセットは
人間国宝、故・北村武資氏による、
重要無形文化財技術、経錦 の技法を用いて
織り上げられた、正倉院文様の経錦の特選袋帯と
【 京都富小路きねや 】の
ゆるぎの帯締め・光沢ある綸子地に装飾的なお柄をあしらった帯揚げでございます。
帯、小物は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
≪帯≫
商品番号:1492374
通常価格:498,000円税込
「経錦」とは、色糸を経糸に重層的に組むものをさし、
経糸の浮き沈みで地と文様を織り出した錦の事です。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って
地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を
裏側に沈めることによって表現される技法。
経糸の密度が上がることで表情できる自由度が減り、
制約が大きくなるため歴史上では衰退の憂き目を見ました。
そのような経錦の技法ではございますが、武資氏の作品を
ご覧いただきますと、制約を感じさせないのびやかで自由な表現。
織に精通され、一台の機で4000本ほどの経糸を
操ることのできる武資氏だからこそ可能となったのでしょう。
さらり、しなやかでいて密。
やわらかさに絶妙なハリ感が感じられる帯地は、
軽やかな織りあがりとなっております。
お色は落ち着いた薄利休茶色地をベースに、蓬、
鴇、鳶茶、刈安などの彩りで長斑錦の華と鳥をあしらった
間道がすっきりと織り描き出されております。
正倉院の文様として用いられた伝統ある柄行をアレンジ。
「古典」でありながら「モダン」を感じさせる仕上がりとなっております。
統一された色彩に、洗練された意匠の美。
合わせていただく御着物の地色を選ばない重宝される一点です。
訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召などのお着物にも…
フォーマルにもカジュアルにも幅広くお召しいただけるかと思います。
名匠の妙技…
是非お手元でご堪能下さいませ。
≪帯締め≫
商品番号:1434738
より完成度の高い美しいゆるぎ紐を制作し「京ゆるぎ」と名付けました。
「きねや」が自信を持っておすすめする24玉の手組み冠紐(ゆるぎ)です。
同じゆるぎ紐でもお値ごろなものとはその差は歴然。
しなやかでキュっと締まり崩れない締め心地の良さ。触れていただければ絹鳴りの音が心地よく響きます。
存在感のある“目方重め”が「きねやの京ゆるぎ」の特徴。
細みのゆるぎが“江戸の粋”に感じられるのに対して、肉厚で嵩のある京ゆるぎが“京のはんなり”を体現しています。
ゆるぎ帯締は正統派の無地の帯締めですので礼装からお洒落迄幅広くお使い頂けます。
お色も伝統色をベースに制作致しました。
※きねやの京ゆるぎはどのような体型の方でもお使いいただきやすいよう一般的な帯締めよりも10cmほど長めに制作されております。
長いと感じられる方はお太鼓の中で結び目を作っていただくなどで調整してください。
※長尺(約180cm)で別注制作させていただくことも可能です。ご希望の方は別途ご相談くださいませ。※手組みのためお時間を頂戴する場合がございます。
≪帯揚げ≫
商品番号:1525513
表情豊かな吹雪地紋の綸子地に箔にて美しいを菱唐草紋様を
品良く散らしたお品。
いずれのお色も薄色ですので
礼装にもお使いいただける品格あるお品です。
【 商品の状態 】
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
(桐箱に破損がございます。)
≪帯締め・帯揚げ≫
未着用の新品でございます。
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳
【帯】
絹100%
長さ約4.6m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
【帯締め】
素材/絹100%
長さ/約165cm(房を含まず) 幅/約12mm
切り房
【帯揚げ】
絹100%
長さ/約170cm 巾/約29cm
※1点ずつ手作業で染色しておりますため色合いが
多少異なる場合がございます。製品特性としてご理解くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています