商品番号:1535372
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
ザックリ、フワリとした織の風合いと、
箔糸をたっぷりと用いた存在感のある意匠美に惹かれ
仕入れて参りました!
見れば見るほど引き込まれるセンスの良い色糸使い。
洒落ものの訪問着、付下げから色無地や小紋などとのコーディネートにご使用くださいませ。
西洋に通じる装飾柄を浮かべた光沢も豊かな一条は
末永く受け継いでいっていただけるもの。
もちろん数あるお品ではございませんので、どうぞこの機会をお見逃しなく!
【色・柄】
箔糸と真綿糸を織り交ぜた帯地は、程よくハリもあり
ざっくりとした手触りの帯地自体からも凹凸を感じる印象。
地色は清雅な白色を基調に、一面に金銀糸とともに
淡い水色や貴族鼠色の真綿糸を込めて
存在感のある「コプト横段」の装飾柄を織り成しました。
繰り返しに見えるデザインの中に、絶妙な色調の揺らぎが感じられ
まさに工芸品と言えるこだわりが見受けられる袋帯です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.3m
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お食事会、パーティー、観劇、芸術鑑賞など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています