商品番号:1535288
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
「龍村」の響きに感じる…
帯の真髄、受け継がれてきた伝統だけがもつ風格。
龍村晋謹製、合わせやすくお茶席などにも最適な全通袋帯をご紹介致します。
未仕立て新品となると一般的に流通しておりませんので、お探しの方に…
お見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
今回ご紹介するお品は、間道が印象的な、正統派の図案のお品。
『名物金剛金襴錦』と題された、名物裂の金剛金襴の意匠を
そのまま写しとったシンプルな一条。
金剛金襴(こんごうきんらん)―
金剛金襴とは、名物裂の一つで、白、花色、白茶、浅黄、紅、黄などの
堅縞を繻子地に織り出し、その上に細手の金糸で宝尽し紋を散らしたり、
全面に菱紋を入れた金襴でございます。
秀吉が能楽師の金剛太夫に与えた能衣装の裂から、
この名がついたとされております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 龍村晋について 】
龍村織物主宰
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男。
平蔵の著作権を受け継ぎその研究と復元制作を継承。
古代のロマンに魅せられ、日本はもとよりシルクロード、
西欧と広く題材を求めてその文様を錦に表現し、
比類ない「伝匠名錦」を保倉一郎と協力して
31年間に310柄の紋図デザインを完成した。
【 経歴 】
1908年 龍村平蔵の三男として大阪に生まれる
1933年 東京帝国大学経済学部卒用
日清紡入社
1940年 次兄の入隊に伴い、日清紡退社
龍村織物美術研究所に次長として入社
1941年 前年に施行された七・七禁令を受け、平蔵の命のもと
「織物維持保存」をまとめる
1950年 独立
1981年 傳匠名錦帯百柄達成を記念して「第一回傳匠名錦展」を
港区縞のクレセントハウスに於いて開催
1989年 NHK教育テレビ『古代ロマンに魅せられて』に出演
1995年 日本橋プラザに於いて米寿記念展開催
1997年 傳匠名錦帯三百柄達成
同年12月 永眠(三百十柄目を作成中)・享年89歳
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お茶会、和のお稽古など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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