商品番号:1534376
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
【 二代 山科春宣 】氏による
素描にてお柄をあしらった特選袋帯のご紹介です。
初代から受け継がれた瑞々しい筆のタッチを
踏襲しながら、二代目春宣氏の感性が余すところなく
表現されたお品で、訪問着、付下、色無地、江戸小紋などの
お着物にあわせて、印象的な帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりました締め跡やたたみジワがございます。
また画像のような汚れがございますが、結んだ際には隠れる部分でございます。
(矢印の長さは1cmです)
リサイクル品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
波の様に織りなされた、柔らかくしなやかで
締めやすい帯地に素描友禅にて、
岩に渓流の図が、墨の濃淡と金彩にて染め描きだされております。
シンプルながらも洗練されたデザインに、
思わず引き込まれるような力強い存在感が感じられます。
お洒落訪問着から小紋など。
幅広いおきものに合わせて、思い思いのコーディネートをお楽しみくださいませ。
お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
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山科春宣について
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京友禅作家
東京都出身。
日本画の巨匠として知られる竹内栖鳳の門下である
高村樵耕に師事。日本画と染色一般を学んだ後、
日本伝統工芸展入選などの受賞歴を持つ巨匠。
日本工芸会会員としても活躍し、京都・壬生寺
大念佛狂言古代衣裳の復元製作を担当し表彰された。
当時もっとも人間国宝に近いとされたが、1998年に
この世を去った。
【 経歴 】
1912年 山科正三郎の長男として京都に生まれる
1926年 東京にて竹内栖鳳門下・高村樵耕に入門
日画と染織を習得
1937年 東京にて独立自営
1945年 京都に移り染色業を再開
1961年 日本工芸会主宰日本伝統工芸展に初入選
1965年 春宣と号する
1966年 日本工芸会正会員の認定を受ける
1973年 京都壬生寺の大念仏狂言古代衣裳の復元にを担当
表彰を受ける
1979年 伝統工芸士に認定
1988年 勲七等青色桐葉章を受賞
1998年 死去・享年86歳
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二代 山科春宣について
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京友禅作家
伝統工芸士
本名:中西克昌
1979年に初代山科春宣の工房に入り、初代同様
日本伝統工芸展に初入選以後、数々の受賞を重ね、
1998年に初代山科春宣がこの世を去ったその翌年に
2代・山科春宣を襲名した。
【 経歴 】
1979年 初代山科春宣の工房に入房
1985年 第22回日本染織展で日本工芸会賞
1998年 初代山科春宣死去
1990年 二代目春宣と号する
アオ花の里・滋賀県草津市「湖風」で染色講師をつとめる
2003年 長浜きもの大学イベントで染色教室開催
絹100%
長さ約4.45m
柄付け:太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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