商品番号:1534255
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
お着物を着られる方でしたら誰もが一度は憧れたことはあるはず…。
どの時代においても高い人気を誇る【 本場奄美大島紬 】でございます。
さらにこの度の商品は古典美術の最高峰ブランド【 都喜エ門 】の
7マルキカタス式絣紬でございます。
京都の着物制作工房【 花鳥園 】を率いる
【 二代目 清次郎 】氏による、味わい深い
花のお柄を染め上げた九寸名古屋帯と合わせました。
清華な印象を与えるシンプルなコーディネート。
母から娘へ、大切に末永くお召しいただく作品として。
本物を求める方に、ご堪能いただければ幸いでございます。
この機会をどうかお見逃しの無いようにお願い致します。
【 お色柄 】
[お着物]
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、
さらりと肌に軽い着心地は一度袖を通されると
やみつきになることでしょう。
大島紬独特の黒色を基調に繊細な7マルキカタス絣の織組織で
茶褐色の梅の花意匠を与えました。
絣の技術によって見ごたえのある立体感までも表現致しまして…。
八掛は地色に映える柿色にて、
心地の良いアクセントを感じさせております。
ごく細やかな構図を絣の密度の変化で表現したハイクラスの一枚。
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを感じながら
カジュアルの場面を誰よりもお楽しみください。
[帯]
明るいトーンの細い金糸が織り込まれた紋意匠の
金通し地を、ライトグレーとやや茶みを帯びた
茶鼠で暈し染め上げ、ぽってりとしたタッチで
牡丹の花葉が染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
[お着物]
中古品として仕入れて参りましたが概ね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
[帯]
やや使用感はございますが、中古品としては良好な状態でございます!
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 二代目 清次郎について 】
京都の着物制作工房花鳥園を率いる二代目。
京都市立美術大学で日本画を学び、
そこで得た四条派の華麗で上品な画風を
着物の作品として開花させた。
【 略歴 】
1944年 京都市生まれ
1967年 京都市美術大学日本画学科卒業
1967年 二代目清次郎を襲名
1981年 ニューヨークファッション科大学でショー&個展 絶賛を得る
1982年 京都南座 祇園祭夢鉾ショー
1984年 オランダ ロッテルダム日本博にて着物ショー発表
1987年 KCC主催「京小袖」発表
1993年 KBSホールにてKCC主催「屏風展」発表
1994年 「ファッションカンタータ」出展
【 渡辺花鳥園について 】
京都で着物を創作している工房。
創業者である清次郎を継いだ二代目清次郎と
三代目空海子を中心に創作活動を続けている。
伝統的な日本画の大和絵の真髄を様々な手法を
用いて表現する二代目清次郎に対し、三代目
空海子は現代生活の中の新しい感覚でもって
作品を創作している。
【 藤都喜ヱ門について 】
本名:藤都喜七
藤絹織物の創業者
藤絹織物を設立し、色大島、白大島、さらに
独特の美術大島を開発し1973年に
「都喜ヱ門ブランド」を誕生させた。
大島紬の振興に生涯をささげた功績で
1997年に南日本文化賞受賞。
1999年1月、惜しまれつつも88歳の生涯を閉じる。
【 都喜ヱ門ブランドについて 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
[お着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:柿色
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
---|---|
裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 49cm(1尺2寸9分) |
袖丈 | 34cm(0尺9寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 27cm(7寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています