商品番号:1530390
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
紅花・草木染めで有名な米沢織。
その織元である齋英織物さんの手引真綿紬八寸帯のご紹介です。
シンプルな中にセンスを感じる意匠美…
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【色・柄】
ざっくり、ほどよいハリにフシ糸の質感。
タテ糸の彩りを変化させ、
遠目にはシンプルな白と黒の間道柄を浮かべた一条。
近くで見ると、タテ糸には細やかに黄色や赤が加えられ
自然なグラデーションを見せる印象で
味わい深い雰囲気を醸し出しております。
緯糸に用いられている糸の中には
穏やかな白茶色のぜんまい糸が織り交ぜられて、
全体の彩りを穏やかなものに見せております。
ぜんまいは、保湿性や防水性に優れている上に、
綿自体が害虫から身を守る役目をしてくれます。
また、ぜんまいを用いたおきものがありますと、
他のおきものにも虫がつかないことより、古くから大切にされてきました。
一度その地に触れていただければ、すぐに
上質の糸で織り上げられたことがわかることと思います。
趣味のお集まり、ちょっとしたお出かけに、
もっとも使いやすい一条かと思います。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【米沢織について】
山形県は置賜地方において生産される米沢紬。
雪と寒さの厳しい山形県では、藩の財政難を立て直すために、
九代目米沢藩主・上杉鷹山が農閑期に適した織物の製造を奨励した結果、
紬づくりの技術が花ひらきました。
人気の置賜紬は現在、紅花染めに代表される米沢紬、経緯併用絣の長井紬、
板締め絣の白鷹紬などの総称として、
現在も織物の一大産地として多くの方々に知られております。
絹100%
長さ約3.8m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※開き仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、おでかけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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