商品番号:1529506
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
徳田義三…
このお名前をご存知の方は本当に西陣帯のことを良くご存知だと思います。
西陣界隈では伝説の図案家と呼ばれる、
徳田義三氏の図案を染織の名門、しょうざんが織り上げた絶品袋帯。
しょうざんは西陣織機を持っており、
生紬、柿渋染、櫛織り、絹漉貴…
お着物だけでなく、創作的でお洒落な帯でも知られております。
お背中を飾る圧巻のハイクラスがこのお値段でございます!
この機会をぜひともお見逃しのなきようにお願いいたします!
【色・柄】
見た目とは裏腹な、しなやかな帯地。
金糸をふんだんに用いてなんとも風格のある仕上がりに。
お柄には高雅に煌く花鳥唐草文様を織りなしました。
そっと煌めく箔は絶妙に調和し、その色彩を一織、一織移ろわせてゆきます。
本当に唯一無二の仕上がり。
みればみるほど引きこまれ、飽きのこない帯姿を演出してくれます。
訪問着、付下げ、色無地などにあわせて、
帯が主役の装いをお楽しみくださいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【徳田義三について】
大正末期に図案家・高橋白壱扇氏に師事し、
独立後に糸染めの技術や織り組織の研究を重ねながら西陣の織屋をわたり歩いて、
数多くの図案や織り組織の指示書を残された、稀代の図案家でございます。
それまでは『古典模様の踏襲・模倣』といった枠に囚われがちであった西陣織の世界に、
独自の美意識に基づいた多くの秀作を送り出した伝説の人物で、
現在でもお着物通の方ならばご存知の名門の機屋、丹波屋、帯屋捨松、
しょうざんといった織屋をはじめ、西陣や室町にその図案が残されております。
1906年 京都西陣に生まれる
1924年 京都美工(京都芸術大学)に在学中、図案家・高橋白扇氏に師事し、図案を学ぶ
1927年 独立後、小紋着尺、型友禅の図案を手掛ける
1935年 織物の図案に着手
1941年 西陣織の図案に取り組む傍ら、東京日本橋の呉服店からの友禅の色差し、仕上げを担当
1946年 京都府生活協同組合連合会を結成し、故・蜷川虎蔵氏を会長とし、そのもとで組織部長を務める
1951年 図案家として活動する傍ら西陣織屋の顧問として指導する
1955年 正倉院文様に魅せられ、纐纈の研究を始める
1979年 染の古典、纐纈の復元に成功
1980年 しょうざんの帯部門の顧問として指導
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お食事会、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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