商品番号:1526344
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
「てしごと」の極み…
人間国宝、故:『小宮康孝』氏による特選伊勢型小紋と
歌舞伎役者:十代目『坂東三津五郎氏』監修の袋帯を合わせてご紹介いたします。
残念ながら 2017年10月24日に康孝氏は
逝去されましたため、お品は現存する限りでございます。
ご紹介の機会も少なく、また伊勢型小紋のなかでも
高額で取引されていることがおおいなか、今回は訳ありのため
お値打ち価格でご紹介しますのでお目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
さらりとした上質な絹地。
その地を葡萄茶色に染め上げ、
揺らめく繊細な養老縞を染め上げました。
養老とは「よろけ」を意味します。
後世に伝えたい思い、後世に残したいその業。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いです。
≪帯≫
しっとり、しなやか。
ギュッと締め付けられるわけではないのに、
長時間結んでいただいてもズレが生じてこず、
体に合わせて帯が添ってくれるような柔らかな結び心地。
地色は落ち着きある白鼠色で
お柄には桜の花びらと鹿の子文様を加えた市松文様を
すっきりと織り上げたバランス良く、
上品な仕上がりは、流石の一言でございます。
どなたにも好印象を与える洗練された表情は
どんなお色柄のお着物にも合わせやすく
必ずや重宝していただけることと存じます。
この機会にぜひご検討下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
表地胴裏ともに、画像のような汚れが点在しております。
(画像の矢印の幅は1cmです。)
【小宮康孝について】
生年・認定年・享年
1925年 11月12日生。
1978年 重要無形文化財「江戸小紋」の保持者に認定。
2017年 10月24日没、91歳。
人間国宝であった父、小宮康助について修業、
古型紙の収集研究によって、伝統的な小紋型の
復元につとめ、江戸時代から伝わる技術を研究、
継承し手仕事の染として現代まで伝わる基礎を
築いた。
1978年には父・康助についで重要無形文化財「江戸小紋」
技術保持者(人間国宝)に認定され、1985年には第1回
東京都文化賞、1988年には紫綬褒章を受賞。
手がけた小紋柄は100種類以上にものぼり、「花鳥風月」
「大根」「傘」「亀」「小桜」「煙草入れ」など
多種多様な柄がある。
【 経歴 】
1925年 東京市浅草区象潟町に、父康助の次男として生まれる
1938年 葛飾区立尋常小学校卒業、父康助のもとで修業を始める
1942年 関東工科の電機科(定時制)に通う
1945年 戦災で住居板場を失う
1947年 板場を再建する
1950年 今まで使ってきた合成染料を見直し質の良い染料に切り替える
1960年 第7回伝統工芸展 江戸小紋「蔦」初入選
1963年 日本工芸会正会員となる
1967年 和紙の研究開始
1977年 日本橋三越にて「小紋百柄展」開催
1978年 重要無形文化財江戸小紋技術保持者に認定
1988年 東京都近代美術館工芸館「ゆかたよみがえる展」 開催
1997年 第4回かいつしかゆかりの美術家展
「江戸小紋小宮康助・康孝・康正三代展」開催
1998年 勲四等旭日小綬章受章
2001年 東京都名誉都民となる
2011年 葛飾区天文の博物館にて「小宮家のわざと人」 展開催
【 生年・認定年・享年 】
1925年 11月12日生。
1978年 重要無形文化財「江戸小紋」の保持者に認定。
2017年 10月24日没、91歳。
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.2m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 50.5cm(1尺3寸3分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、気軽なお食事、街歩きなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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