商品番号:1525729
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
絹糸から自ずと伝わる上質感。
きもの市場のお客様は展示会でお馴染みかもしれません。
文化庁から依頼されて、織の原点でもある桃山小袖(唐織小袖)を復元している
永井織物は永治屋清左衛門より、唐織御召訪問着のご紹介です。
帯の唐織は良く聞きますが、着物の唐織は永治屋清左衛門の専売特許。
糸からこだわる極上の着心地をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
品良く、光の所作で色彩を変える絹艶美しい地は絹鼠色。
すうっと朧気に浮かぶ桜に楓の地紋を織りなし、
お柄には古典を永治屋ならではの感性であらわした、
花弁をあしらえました。
ふうわりとした緯糸使い、
一目でその意匠の余韻を残す、実に印象的なデザイン。
その巧みな織りの技術と風情を感じさせ、他にはない格別の存在感ある着姿を演出頂けます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 永治屋清左衛門について 】
遡ること、200と有余年…
江戸時代後期、京都府北部の丹後地方にて生糸問屋として創業され、
生糸問屋と丹後ちりめんの製造を併業し、ちりめんのブランドとして一世を風靡。
その後は白生地のトップブランドの主力メーカーとしてて製造を営まれ、
現在は、数少ない老舗織元として染織品の制作や復元を行っております。
そんな名門の特徴の一つに『糸』があげられます。
糸問屋から始まったということもあり、「糸」には強いこだわりがございます。
使用する糸は世界最高峰の糸メーカー糸を元に撚糸を加えたオリジナルの生糸でございます。
染めムラがなく絹糸の繊度が均一であり、限りなく細い絹糸を求めて、
たどりついた世界最高峰の糸。
特徴のもう一つは製造過程にもございます。
京都で確立された分業製により、通常は30工程以上に及ぶ工程を外注によって制作されますが、
本織元では絹糸の撚糸から染色・図案の考案など、ほとんどの工程を自社職人によって制作しております。
これらは、長年守り続けた技術の蓄積によって成しえ、他の織物にはない作品が創れるのです。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈(背より) | 167.5cm (適応身長172.5cm~162.5cm) (4尺4寸2分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 51cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、芸術鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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