商品番号:1524473
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
日本工芸会正会員【 小倉淳史 】氏による
絞り染とカチン染を併用した、風趣なデザインの
黒留袖のご紹介です。
小倉淳史氏の作品で訪問着や小紋などは
お見かけしますが、黒留袖は中々お見かけいたしません。
黒留袖の深い黒地に独特の色使い、染のタッチが引き立ち、
慶祝のお席にも個性を感じさせながらも品良い
着姿を堪能いただける事でしょう。
【 お色柄 】
シボ感のおだやかな、かなり重めの目方の縮緬地を
黒に染め上げ、お柄には観世水に斜取、大きな花のお柄が
大胆にあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりました。
うっすらと着用シワ、たたみジワがございます。
また、ご着用には差し障りございませんが比翼箇所
うっすらと黄変(絹本来の生成りに近いお色に戻る)が
見受けられます。
リユース品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 小倉淳史について 】
染色作家
日本工芸会正会員
『辻ヶ花の建亮』、『絞りの建亮』と名高い
小倉建亮の長男として生まれ、子供の頃から
身近に着物や筆、染料のある環境で14歳にして
最初の染色作品を制作。
30歳代からは重要文化財を含む染織文化財の復元、
修理に幾度も携わり経験を積む。
また、毎年日本伝統工芸展に最新の絞り染作品を出品、
高い評価を受けている。
【 経歴 】
1946年 京都生まれ
1975年 第22回日本伝統工芸展 初入選
1981年 第2回全国青年伝統工芸展 最高賞 受賞
1984年 京都府主催「和の6人展」出品
1986年 個展「絞り一化生」大阪:高宮画廊
個展「絞り一化生2」東京:千疋屋画廊
1989年 日本工芸会正会員に認定される
パリ展「美は東方より」(染技連)
1991年 個展「墨色の情景」東京:赤坂遊ギャラリー
1993年 第30回日本伝統工芸染織展 日本工芸会賞 受賞
個展「四季.彩」東京:赤坂遊ギャラリー
1996年 個展「身辺を彩る愛しき生命」東京:赤坂遊ギャラリー
1997年 第34回日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞 受賞
1998年 紺綬褒章受章
2001年 「日本の絞り」小倉家一門展 ドイツ:ライス・ミュージアム
2003年 第32回 日本伝統工芸近畿展 京都新聞社賞受賞
2005年 第39回 日本伝統工芸染織展 日本工芸会会長賞受賞
2007年 NHK「美の壺」-File71・絞り染め-出演
2008年 個展「雨を聴く、陽を語る」東京:銀座洋協ホール
2009年 第43回 日本伝統工芸染織展 日本工芸会賞受賞
2010年 個展「纐纐颯爽」 大阪:高宮画廊
2015年 第49回日本伝統工芸染織展 文部科学大臣賞受賞
2018年 第65回日本伝統工芸展 文部科学大臣賞受賞
2019年 2月京都府指定無形文化財『絞り染』保持者に認定される。
2020年 第54回日本伝統工芸染織展 文部科学大臣賞受賞
2022年 京都市文化功労者として表彰される
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※比翼仕立て
◆紋:抜き紋五つ『蔦』
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm) (4尺1寸8分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
※空調がきいておりますご婚礼のお席でしたら
袷、夏シーズンもお召いただけます。
◆店長おすすめ着用年齢 全年齢対象(※とくに制限なくお召しいただけます)
◆着用シーン ご親族のご結婚式(既婚者)・式典へのご参列、叙勲など
◆あわせる帯 礼装用袋帯、フォーマル向きのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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