商品番号:1522488
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
大人の趣味性を漂わせる洗練された感性。
近づいて見ればしっかりと織り込まれた、緻密な絣の世界。
手織綿さつま着物を仕入れてまいりました。
宮崎県都城、東郷織物謹製のお品かと存じます。
着物好きが最後に行き着く綿着物。
織専門に扱っておられる業者でさえ、なかなか手に入らない逸品。
今や順番待ちの状態でございます…
中でも細密な160山亀甲絣にて緻密に織り上げられた究極の一枚。
おそらくこれ以上の綿きものは現在存在していないでしょう。
御仕立てでお値打ちに仕入れることができました。
ご寸法の相談もお気軽にお問い合わせくださいませ。
ミリ単位で表現された精緻な織物の世界をご堪能いただきたく存じます。
どうぞこの機会に、最高峰の一枚を御召くださいませ!
【 お色柄 】
心ほっこりとするような、和やかな地風。
お色はまろやかな白茶色を基調として…
ご覧いただけますでしょうか。
約2mmほどの小さな小さな亀甲絣に蚊絣をただひたすらに尽くしたひと品。
意匠にはシンプルな間道模様を表現して。
漆黒色と白茶の緻密な糸が交互に綾なす地が生み出す究極の美しさ。
細やかな白亀甲絣のこだわりが完成度の高い通好みな仕上がりです。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 東郷織物について 】
東郷織物は、創業90年。
昭和22年に、東郷治秋・永江明夫のふたりによって創業されました。
もともと都城で大島紬の生産が始まったのは、奄美大島で伝統技法を身につけた人々が、
よりよい環境、素材を求めて都城にその新天地を見つけたという歴史があります。
鹿児島や奄美といった大島の産地に負けず劣らず、
都城の東郷織物は織物の通に根強い人気がございます。
■永江明夫プロフィール
1915年 奄美大島生まれ
1979年 現代の名工に選ばれる
1985年 都城市、市民文化賞授賞
1997年 宮崎県、県文化賞授賞
1998年 黄綬褒章授賞
■締機と東郷織物
永江明夫は、奄美で初めて大島紬の撚糸工場を開いた永江諒彦を父に持つ。
父の叔父に当たる永江伊栄温は、絣の締機工法を開発し、
大島紬の製造工程を一新した人物である。
伊栄温は後に東郷家に入ったが、
孫の東郷治秋は大島紬に堅牢度と色調に深みを与える工夫を考案。
永江伊栄温、諒彦、東郷治秋の3人は大島紬に多大な貢献をした人物として有名である。
代々奄美で織り続けてきたが戦争を機に宮崎県都城市に疎開、今日に至る。
表:綿100% 裏:絹 (縫製:手縫い)
八掛の色:菜種油色
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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