商品番号:1522456
【 仕入れ担当 中村より 】
今もなお多くのファンのこころを掴んではなさない
山岡古都ブランドより、細密なお柄表現で
風景などを染めあしらった、
ハイクラスな人気シリーズの訪問着のご紹介です。
本品は古都氏の人気シリーズ『古都染人」より、
本物の絵画に勝るとも劣らないタッチにて
情景が表現されたひと品。
自然の美感と生命感を表現しきった、筆、線、墨の芸術品で、
類似品も多く出回りましたが、やはり本物は異なります。
今回は【 織文意匠 鈴木 】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
御仕立て上がりならではのお値打ち価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
[着物]
さらりとした白の絹地に浮かぶ、圧巻の意匠。
意匠には日本の美しき情景の一つである、
京都高尾の紅葉の情景がたっぷりと一面に表現されております。
なんと緻密な表情でしょうか…。
衣桁にかければひとつの美術品のような…
他にはない一枚でございます。
[帯]
しなやかでハリのある紫色地に漣のような地紋が浮かび上がり…
まずお手にされると、その軽さに驚かれると思います。
心地良いシャリ感…
袷だけでなく単衣にも最適なこの生地感にも定評がございます。
高雅な金糸に白の緯糸にて
市松源氏香模様が織りなされました。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
帯は中古品として仕入れて参りました。
たたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービスします。
お届けに10日ほどお日にちを頂戴します。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 織文意匠 鈴木について 】
1907年(明治40年)創業
※『織文意匠 [shokumon-ishou] 』とは、
織物の模様「織文」と装飾上の工夫や
デザイン「意匠」を組み合わせた造語。
初代鈴木亥之助が大徳寺門前にて創業以来
渡り先人より伝わる伝統技術を重んじ、
時代の変化にあわせ革新を繰り返しながら
西陣織と真摯に向き合ってものづくりを
続けてきた。
古来より伝わる日本の染織文様を分類した、
明治25年発刊の図録本「織文類纂(しょくもん
るいさん)」(帝国博物館編)との出会いを契機に
自らの創作理念を意思表示する舞台として
『織文意匠』というブランドを立ち上げた。
糸屋に学び、こだわりぬいた鈴木の糸は
約千色にも及び、時を経ても"新しい"感覚を持ち、
使い続けるほど深みを増す、西陣織作品を
作り続けている。
【 山岡古都について 】
工芸染色作家
1951年に京都で染色の道を歩み始め、後に
染色家として話題となる作品を次々に発表。
また、草木染めや古代染めの研究者としての知識を
併せ持ち、日本の染色界を牽引してきた。
京都と沖縄を往復し、京友禅の洗練された技術に
天然染料を用い、古代染めの再現と新しい染めの
可能性を模索。
私財を投じて沖縄の伝統の染色工芸の発展に
寄与するため、1973年に沖縄で初の草木染紅型研究所
「首里琉染」を創設した。
化石になったサンゴの断面を拓本技法で
染め上げる「サンゴ染め」を確立。
薬墨染や、絵画のように細密で独特な
作風の作品が今も多くのファンを魅了している。
【 略歴 】
1951年 染織の道に入る。
1954年 古都草木染研究所を創設。
1968年 京都国際会議場に「伐折羅大将」(ばさらたいしょう)を描く。
1970年 日本万国博覧会 三菱未来館に草木染による宗達の
「風神雷神」を描き、同協会より感謝状及び銅メダルを受ける。
1973年 沖縄の伝統染織工芸の改善発展に寄与する目的で、
那覇市に伝統工芸館「首里琉染」を開設。
1975年 沖縄県石垣市に「八重山琉染工芸館」を開設。
首里文化祭にて「琉球更紗展」を開く。
全国日本学士会特別名誉会員となる。
1978年 社団法人日本伝統染織工芸協会の会員となる。
沖縄県博物館会員となる。
1983年 NHKテレビ「伝統工芸と自然保護」にて首里琉染と
八重山琉染を収録、放映。
1991年 紀宮内親王、「八重山琉染工芸館」を見学。
1992年 NHKドラマ「琉球の風」で衣装、小道具一式を時代考証の上、製作。
現在草木染紅型研究所「首里琉染」は山岡古都の
娘である大城裕美が二代目として活動している。
[着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
共八掛ガード加工済
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.4m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.1cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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