商品番号:1522384
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
いまでは本当に希少な地機織・諸絣入り・100山亀甲詰の本場結城紬に
丁寧なこぎん刺しの施された、民芸味伝わる刺し子刺繍九寸帯を合わせて。
淡色の結城紬とキリッとシックに飾る帯を合わせた
カジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届け致しますので、
この機会をお見逃しなくお願い致します。
まずはじっくりとご覧くださいませ。
【色・柄】
(着物)
穏やかで淡い白鼠色の地に絣糸を用いて、丁寧に作り上げられる亀甲模様。
あらわされたのは、「岩山と流水」の風景柄です。
絣の織物は通常、絣糸と絣糸との間に無地の糸を入れて織ります。
諸絣とはこの無地の糸部分にも絣糸もしくは先染めの糸を入れて織り上げているお品でございます。
今回の柄であれば、亀甲柄の背景に
グレーの濃淡を感じるものが諸絣です。
シンプルな柄でありながら、本当に贅沢な仕上がり。
糸を紡ぎ出すところから絣糸作り、織り上げ…と、
その工程ひとつひとつに思いを馳せずにはいられません。
(帯)
ふっくらと地厚に織り上げられた帯地は、
刺繍が引き立つシックな濃紺色。
お太鼓と前柄には、ステッチのような独特の表情のお柄。
菱紋や紗綾形が重ねられた「装飾色紙重ね」を縫い表しました。
モダンで幾何学的な表情を醸し出しております。
素朴で媚びない美しさと、
伝統的な深い味わいを感じていただけることと存じます。
【商品の状態】
(着物)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
(帯)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【つがる 刺しこぎんについて】
こぎん刺しの発祥は、青森・津軽の寒い地方です。
お百姓さんが麻の着物しか着用を許されなかった江戸時代。
寒さをしのぐために麻の生地に、木綿の糸で刺し子をあしらい、
保温と補強にしたことが始まりといわれております。
現在では、その刺し子の美しさは、伝統工芸のアートとして愛されております。
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:濃紅色(ぼかし)
【帯】
帯地:麻100% 刺繍糸:綿100%
長さ約3.5m
お太鼓柄
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街着、カジュアルパーティー、行楽など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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