商品番号:1520420
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
眼前に飛び込んでくるようなきらびやかな華やかさではなく、
確かな風格を静かに感じさせてくれる…
その独自の作風は、時に初代久保田一竹氏を越えるとも言われます。
慶長三年の創業より四百余年、多くの着物ファンを魅了し続けている一流ブランド
京林・京屋林蔵の最高級辻が花。
更には本場結城紬の地に染を施した、本当に贅沢なお品です。
今回ご紹介のお品はお着物に合わせた上質な長襦袢がセットになっております。
特にここまでハイグレードな贅沢品は、本当に手に入らないものかと存じます。
見るほどにその美しさに溜息が溢れるような作品です。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
ふわりと軽やかな紬の地。
贅沢にも、本場結城紬を使用した作品です。
その柔らかな手触りはやはり別格。
生地だけでもって、大変な価値がございます。
その地一面に広がる、幻想的な世界…
老緑色、古代紫色などの濃淡をふうわり暈しながら、一面絞りのお柄が込められました。
裾元には辻ケ花模様が繊細な面持ちで咲いております。
その美しさたるや…
時を忘れてただただ見入ってしまいます。
長襦袢に使用した生地もまた厚手でリッチな印象。
細部にまで妥協を許しません。
心ゆくまで贅沢感を味わっていただけるセットでございます。
同じものは探そうにも出会えない、まさに唯一無二のセットかと存じます。
林蔵の世界観を全身まるごとお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京屋林蔵について 】
1598年(慶長三年)創業
屋号は『京林』で当代・向井敬介は18代目。
初代林蔵は京都の染物職人で、良質な絹を求め
養蚕が盛んだった上野国高崎藩内の赤坂村(現在の
高崎市元紺屋町)に移り「京屋」という屋号で染物店を創業。
17代林蔵の時に元紺屋町で染色のための清水を得ることが困難となり、
1974年に井野川のある高崎市郊外の井野町に染工房を移転した。
現在は向井敬介が第十八代京屋林蔵として、
伝統を生かした新しい作風で新たな作品の制作に取り組んでおります。
辻が花に代表される京屋林蔵の作品は、
丹念な織り、繊細かつ大胆な文様、絞りの妙、やさしい独特の色づかいなど、
伝統を受け継いだ高度な職人技を駆使して創作されており人気が高い。
作品は一点制作。
結城生地を採用し、手描法により一点一点丹精込めた制作を行っている。
一枚の着物の完成までに構想からおよそ一年余を要し、
伝統的な美しい日本の着物を作り続けております。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:長春色
※重ね衿付き
【長襦袢】
背より身丈130cm(3尺 4寸 3分)
それ以外はお着物に合わせた寸法
※居敷当付き
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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