商品番号:1519457
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
豊かな風土が育んだ、やわらかな表情…
素朴な風合いが魅力的な、読谷山花織から
大変珍しい絵羽柄品のご紹介です!
花織の織絵羽はもともと製織数が少なく、
特に読谷山花織ともなりますと中々ございません。
今回は証紙付きの美品が奇跡的に入荷しました!
琉球の織物や花織ファンにおすすめのお品で、
落ち着いたお色づかいと飽きのこないシンプルな
花織のデザインで、琉球の織物ならではの表情を
末永くお楽しみいただける事でしょう。
次回のご紹介はお約束出来ません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ふわりとしたぬくもりを感じさせる紬地は、
落ち着いた生壁色を基調として。
お柄には落ち着いたお色使いにて、
大変細やかな花織模様を横段で表現し、
お袖やお裾には立体感ある手花の意匠が大胆にあしらわれております。
現代のおきものファンの方にきっと支持いただけることでしょう。
流行り廃りもございませんし、ご年齢に関係なくお使いいただけ、
大人の上質カジュアルを存分にご堪能いただきたい織物でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 読谷山花織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県指定無形文化財
沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物
明治時代の中頃から時代の波に押され一時衰退、
沖縄戦争後は一度絶滅寸前まで追い込まれたが、
1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに
復活を遂げた。
織り地に先染めされた糸で、細かな点と
線による幾何学模様が織りだされている。
素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染料は琉球藍や
福木(ふくぎ)、蘇芳などが主流。
模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」
「緯浮(よこうき)花織」と「手(てぃ)花織」がある。
伝統的な読谷山花織は琉球藍で染められた紺地に
赤や黄、白色などで花模様が織りだされており、
文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、それらの文様を
少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれる。
大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族と読谷村の
庶民のみしか着用が許されなかった貴重な織物である。
また、読谷山ミンサーは「グーシ花織」とも呼ばれ、
綿糸を用いた細帯で、模様を表すのに紋棒又は花綜絖を
用いて織りあげられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティ、芸術鑑賞、お食事会など
◆あわせる帯 洒落袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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