商品番号:1517761
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
堂々の風格…
ご存知、龍村美術織物の特選切嵌袋帯をご紹介致します。
龍村らしさこの上ない龍村裂の一条。
おきもの好きの方でしたら、すぐに龍村とお分かりいただけることでしょう。
お探しの方、お見逃しなきよう宜しくお願い申し上げます。
【 お色柄 】
江戸時代に完成された切嵌技法。
ちりめん細工の袋物や袱紗(ふくさ)などに多用されてきた技を用いて、
錦地に様々な龍村裂を配しました。
色、質感、意匠、様々な表情の裂をバランスよく組み合わせ、
まったく新しい表情の一品として完成させました。
抑えた色彩のお品ですが、裂嵌が存在感のある帯姿を演出します。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りました。
締め跡がございますのでお手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【切嵌(きりばめ)について】
裂嵌とは、布地の一部を切り取った後、
別裂(べつぎれ)をその形に切り取ってはめ込んだものを言い、
高い技術を要します。
細かな曲線を縫いつなぐには、絹糸の縒(よ)りをほどいて1本に裂き、
摩擦(まさつ)などで糸が毛羽立つのを防ぐため、
指に薄い糊をつけてしごき、一針ごとに細かい返し縫いがなされます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.6m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古など
◆あわせる着物 洒落訪問着、色無地、御召、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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