【 仕入れ担当 戸髙より 】
お茶の席からお呼ばれまで、あらゆるシーンで活躍する小紋。
この度ご紹介致します小紋は
【 小紋屋 高田勝 】より染め出されたお品。
小紋を作り続けて85年以上、
昭和10年創業の現在三代目当主が受け継がれ、
TVドラマへの衣装提携も多い染め屋さんで
旧来からの型紙や染色を継承しつつも現代的なニュアンスのお着物まで、
意欲的に創作されております。
さらに本品は江戸時代、文政八年に出版された「新形小紋帳」。
葛飾北斎が染小紋のために百数十種類の文様を創作した独自の模様を基調に
手掛けられております。
名古屋帯・お洒落袋帯でお洒落に着こなして街着としてのお出掛けを…
スッキリとモダンな着姿で粋なお洒落を楽しんでください。
【 お色柄 】
白生地はさらりと心地よい丹後ちりめん。
染めつきのよいその地を、落ち着きある墨色に染め上げました。
意匠には北斎が考案した「新形小紋帳」より
松川麻の葉意匠を表現致しました。
所々には輪違い麻の葉のアクセントも設けられて。
モダンな印象を与えてくれる都会的なセンスを感じさせます。
江戸時代の洒落感は、現代にも通ずるものも多く、遊びごごろと粋なこだわり、
垢抜けした意匠と艶やかな色っぽさは、
いつの時代になっても美意識のひとつとして続いていくものになるでしょう。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ13m 内巾36.5cm
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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