【 仕入れ担当 岡田より 】
琉球の織物…
その中でも逸品クラス、首里道屯織による紬地を
お誂えしたかなり贅沢な男物の長着のご紹介です。
老舗紬問屋・秋場扱いによるセンス溢れる逸品。
『東の秋場、西の市亀(市原亀之助商店)』
と東西の紬問屋の双璧に名を連ね、紬織物の相場は
全て秋場が決めている、と言われたほどの名門問屋でございます。
こういったクラスの男物はなかなかございません。
こだわった男物をお探しの方に。
普段着やおでかけなどに、他にはない逸品洒落着物を。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
薄手でしなやかな地風の濃い蓬色の紬地に、
黄唐茶と香色の配色で道屯織による浮紋を込めた
縞が織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【Web限定販売品について】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。
※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。
※ゴールデンウィーク・祇園祭・お盆・年末年始の
長期休暇にかかります場合は、通常納期にその期間を
加えてご注文いただきますようお願いいたします。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
表裏:絹100% ※棒衿 縫製:手縫い
※人形仕立て
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
背より身丈146.5cm(適応身長173.5cm~176.5cm) (3尺 8寸 7分)
裄丈71cm (1尺 8寸 7分) 袖巾35.5cm (9寸 4分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾28cm (7寸 4分) 後巾32cm (8寸 4分)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 角帯、兵児帯
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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