数々の賞を受賞している、新潟十日町の代表的作家・林静穂作の
本手加工友禅訪問着のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
穏やかな地色と、たっぷりと描かれた華やぎの意匠美に惹かれ
仕入れてまいりました！
女流作家ならではの感性で描き上げた、たっぷり咲き誇る花模様。
華やぎある一枚は、どのような場においても見劣りせず、
主役級の装いとなることでしょう…
一流作家がお召しになられる方のことを考えて一生懸命染め上げた作品です。
どうぞ洗練されたハイセンスな着姿を存分にお楽しみください。
期間限定ご紹介のこの機会、どうぞお見逃しのないようお願いいたします。
【色・柄】
ふんわりとシボ感のある丹後ちりめん地。
地色は穏やかな灰梅色を基調として、
着姿一面に様々な秋の草花と小鳥の模様を描きました。
穏やかな地色のため末永くお召し頂けますし、
たくさんの花柄によって存在感のある面持ちに仕上げております。
丁寧な糸目が美しく、正確な仕上がり、色彩のバランスなど、
女流の感性を感じさせてくれることと思います。
金彩を一切用いることなく、加賀友禅のごとく瑞々しい優美さを大切にした仕上がり。
シンプルなようで計算されつくした構図と彩の妙。
そして着姿にしたときの高雅なシルエットは、まさに本物だけが持つ、
悠久の美をご堪能いただけることと思います。
【林静穂氏 プロフィール】
1952年生まれ。
幼少より絵画工芸美術に深い興味を持ち学卒後、きものという「創造の世界」を志す。
川勝益之助氏を師事し、手描友禅、ローケツ染、ボカシ染め等の技術指導を受ける。
1976年
加賀友禅染の色彩と技法に感銘をうけ、加賀友禅工房にて修業。
1983年
染色工房「創立庵」を設立。
1992年
萌木の会（染織創作グループ）の設立に参画。
加賀友禅染を中心に絵画のもつ重厚さと色彩の清濁、深みや奥行きさなどを繊細に表現することによって、
自然の風物が持つ自然感覚の色を表現している。
幅広い創作活動を展開している中で中小企業庁長官賞、県知事賞、等を受賞。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物（吉澤の友禅）、島善、
滝泰などの染元が有名。
絹100％
断ち切り身丈185cm（背より身丈170cmまで） 内巾36.5cm（裄丈69cmまで）
白生地には、特選丹後ちりめん地を用いております。
◆最適な着用時期 1月～4月（新春～桜の季節まで）
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティーや発表会の舞台など、存在感と格式を要するお席に。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏7,260円～+海外手縫い仕立て35,200円（全て税込）
※国内手縫い仕立て+17,600円（税込）
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円（税込）が必要となります。
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