商品番号:1514696
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
昨今はスーツやワンピースなどの洋服での
ご参列が多いかと思いますが、お子様の節目の
行事にお着物でご参列されるとお子様も
参列された方も印象に残るもの。
本コーディネートでは七五三のお付添い向きの
品良い彩りの訪問着に、帯もお着物にあわせて
バランスを考えた彩りのものをコーディネートいたしました。
ご着用のご年齢としてはお着物のお色が
やや明るめですので20代後半~50代前後の方に
おすすめのスタイルでございます。
【 お着物のお色柄 】
やや畝のあるシボ感の縮緬地を薄水色に染め上げ、
叩き染による一面の吹雪に、手挿し友禅、金彩加工、
金駒刺繍を併用し、春秋を表す桜の花枝と楓の枝葉が
大胆な構図であしらわれております。
【 帯のお色柄 】
ややハリのある地風にクリーム色の帯地に
金糸とふんだんに使った豪華な
扇の地紙の形の中に、草花の文様を入れた
繊細なお柄が織り込まれています。
扇は繁盛・開運の吉兆を示す「末広がり」の形とされ
慶事の場面に相応しいお柄です。
【 商品の状態 】
お着物、帯ともに着用済のお品として
仕入れてまいりましたので着用シワや
たたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
【 松井青々について 】
京友禅の代表的作家
青々の名はマツヰ染繍株式会社発足の1963年に
松の井の水とともに、松の緑がいつまでも
青々と生き生きしているよう、作風も
そうある事を祈念しつけられた。
タタキ染の地色に松竹梅や菊などの柄に
金彩を施した豪華かつ優美な作風が特徴で
作品の素晴らしさ、人気から一世を風靡し、
青々調と呼ばれる模造品も出回る事態となった。
■初代 松井青々(本名:新太郎)
1904年 松井元治郎の長男として京都に生まれる
1914年 日本画家・今尾景年門下/小倉吉三郎師に入門し
京友禅の技術一切を習得
1927年 日本画家・三宅鳳白師につき日本画を研究
1930年 染織総合デザイナーとして独立
染織展覧会において通商産業大臣賞、
京都府知事賞など多数受賞
1950年 京都染織美術協会会員となる
1989年 長男・祥太郎に「青々」を譲る
1991年 12月24日逝去
■二代目 松井青々(本名:祥太郎)
1932年 松井新太郎の長男として京都に生まれる
1945年 京都市立美術工芸学校(現銅駝美高)日本画科入学。
入江波光・猪原大華・勝田哲等に師事
1950年 この時期までに校友会展を中心に「牡丹」
「牡丹図」「大鷲」「糺の森」「清水寺」「ダリア」
「山茶花」などを制作
1951年 京都市立美術大学(現市立芸大)日本画家入学
榊原紫峰・小野竹喬・徳岡神泉・上村松篁等に師事
1954年 上村松篁・山本岳人・吉岡堅二等の主催する
新制作協会(現創画会)に初出品、初入選する
1955年 美大作品展に卒業制作「街」を出品受賞、買上げとなる
新制作春季展「岩礁」出品受賞
京展「岩礁」出品受賞
新制作秋季展「岩礁」出品受賞
この頃より父の下で京友禅の習得を始める
1956年 新制作春季展「村」出品受賞
朝日新聞社主催朝日新人展に「村」を招待出品
1957年 朝日新聞社主催京都美術懇話会会員に推挙される
第10回懇話会展に「島」を出品
1958年 土井撰美堂主催九名会に「段丘」を出品
第11回懇話会展に「作品A」を出品
1989年 京友禅の技術一切を習得
父新太郎より「青々」を襲名する
1992年 京都文化博物館に於いて
「初代・青々によせてーーー松井青々作品展」開催
■三代目 松井青々(本名:淳太郎)
1967年 初代青々(本名:新太郎)の孫、
二代目青々(本名:祥太郎)の甥として生まれる
京都市芸術大学に入学、日本画科を専攻上村淳之先生等に学ぶ。
卒業後、二代目の下で京友禅を修得、二代目青々が傘寿を
迎えるにあたり三代目「青々」を襲名した。
【 着物 】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※衿ホックなし(引き紐タイプ)
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
【 袋帯 】
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
身丈(背より) | 154.5cm (適応身長159.5cm~149.5cm) (4尺0寸8分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 56cm(1尺4寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.2cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~50代
(※特に制限はございません、あくまでおすすめのご着用年齢でございます)
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添い、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
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