商品番号:1513615
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
【 誉田屋源兵衛 】より、本漆箔、研ぎ出し技法による
光沢美しい箔糸を用いた重厚な表情の工藝袋帯のご紹介です。
様々な箔糸、素材を巧みに使いこなす誉田屋の中でも
希少性の高い本箔糸を用いた逸品クラスのお品。
和紙に漆を敷き重ね、漆本来の光沢を出すために
研ぎ出された漆黒の漆箔を糸のような細さに裁断し
一本ずつ織り込んでおり、深みある箔の光沢と彩り、
誉田屋の高い製織技術、抜群の意匠センスを、
訪問着、付下、色無地、江戸小紋などのお着物との
コーディネートでお楽しみいただけるお品。
【 お色柄 】
黒曜石のような光沢を浮かべる、つややかな
漆黒をベースに、赤漆の色を研ぎ出す事で霞に靄状の
深い彩りを浮かび上がらせ、その漆箔を横段状に
靄と霞で交互に織り込んでおります。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
たたみジワがございます。
また、画像のような箔キズが太鼓付近と腹付近にございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 研ぎ出し技法について 】
上塗りの時油分を含まない蝋色漆を塗り、
炭や角粉を使い磨き仕上げる技法。
別名、蝋色磨き仕上げとも呼ばれる。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.45m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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