商品番号:1512818
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
古くより親しまれてきた植物染料の茜を用いた
茜染の、手絞りにてお柄をあしらった
工芸紬九寸名古屋帯のご紹介です。
今回ご紹介のお品は、染料に茜を用い
古代染色法で染め上げたお品。
手絞り染による流行りない古典の割り付け紋が
味わい深い仕上がりで、小紋や織のお着物などにあわせて
カジュアルシーンに自然の染料から得られた奥行きある
彩りと絞りの表情を帯姿でお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手でさらりとした質感の紬地に、
絞り染めの表情豊かな籠目のお柄が
バランスよく染め上げられております。
手作業ならではの靄のような濃淡、少しのゆらぎ。
手絞りによる微妙なかすれや濃淡も、茜染のお色の魅力を
更に深いものとする仕上がりとなっております。
天然の染料によるお色は経年により褪せてゆきますが、
時間を経て変化する色合いもまた、お召しになられる方と共に
その生を輝かせるもの。
是非その経年の風情をお楽しみくださいませ。
【 茜染について 】
茜染は読んで字のごとく、アカネという
植物の根を使って染める草木染を指す。
茜はアカネ科のつる性の多年生植物であり、
中国や朝鮮半島、日本などのアジア圏に多く
生息する植物で、古くから薬草として用いられており、
浄血や保温、体の活性化といった効果が期待されてきた。
茜染にはその根から採取される赤い染料が用いられる。
茜の根に含まれる紅色色素前駆体のアリザリンを酸化、
ノメタン型のブラジレインに変化させ、赤色を得る。
より酸化が進むほど赤が濃くなり、日光の下で
染色をするとより濃く染まる。
国内の茜染の発祥の地として知られるのが
岩手県で、その昔自生のアカネが豊富だったことから、
1300年前の奈良時代からその根を使って染める茜染の
技法が伝承されてきた。
絹100%
長さ約3.6m~3.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄 ※タレ先、返し三尺は無地
※仕立て上がり時のたれ先は無地となります(メーカー推奨)。
たれ先柄あり仕立てをご希望の場合はご指示ください。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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