商品番号:1511236
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
今後、ご紹介できる機会も限られる作品…
故:上島洋山氏が率いた【奥能登門前町・絲藝苑】による
両面織りの特選すくい織袋帯を入荷致しました!
中でも、特に帯地を軽く織り上げた
夏向けの一条です。
正真正銘、すべて「織り」で表現された意匠美を
是非ともご堪能くださいませ。
【色・柄】
能州紬ならではの、紬糸が織り成すハーモニー。
さらには、つづれ糸よりも細い糸で下絵に基づき
経糸を杼ですくうように織り成していくという、
大変手間のかかる細やかなすくい織の技法で織り上げられた逸品でございます。
随所にざっくりとした節感で織り出された帯地は、
ごく深い黒を基調として、そっと透け感を感じるような
軽い風合いで織り上げられています。
一面に白い糸を加えた横段柄を込めて、
お太鼓には、小林一茶の俳句を思わせる
柳に蛙、池を織り成しました。
もう一方の面は、横段のみで織り上げた
両面お使い頂ける洒落袋帯です。
風情漂う…大人の上質カジュアル。
帯地から浮かび上がるようなお柄が、味わい深い奥ゆきを演出いたします。
軽やかで飽きのこない素敵な後姿を存分にご堪能ください。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
帯芯を入れずにお仕立てされていますが、
帯地のハリで十分にお太鼓の形は整えやすい印象です。
【能州紬について】
海を染め、風を織る能州紬。
曹洞宗大本山、総持寺の門前町として栄えた事からその名がある、能登・門前町。
この町の松林と海岸を見渡せる絶好の場所に「絲藝苑」はあります。
季節毎に、時間毎に変わる自然のあまりの素晴らしさに惹かれて、
京都西陣織の若き織元、上島洋山氏が工房を開いたことから
能州紬がはじまりました。
節糸の素朴な表情がどこかモダンな意匠に際立ち、
古き良き町並みにも、現代的な空間にも素敵にマッチする、
独特の世界観を演出いたします。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄/全通柄
※芯無し仕立て
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前単衣~盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織りの着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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