商品番号:1508639
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
法隆寺に伝来する…
聖徳太子ゆかりの国宝「獅子狩文錦」をモチーフにした一条。
誉田屋(山口)源兵衛さんの、金華山織の袋帯をご紹介いたします。
室町の老舗、独特の意匠美を追求される誉田屋さんの帯。
典雅な意匠が織りなす世界はまさに美の極致。
ゆるぎない伝統は、ほんのり香る気品と繊細な技を絹糸に託し、
芸術の逸品を創り上げました。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
見た目とは裏腹な軽やかな地。
黒と茶色の糸を織り込んで、
お柄にはその地を埋めるかのように
金糸、金箔糸を用いて国宝四騎獅子狩文と題された
獅子狩文様が六通に渡り表現されました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年創業。京都室町で帯や着物の製造販売をする老舗です。
素材への探究心、ものづくりへの情熱、
そして飛び抜けたセンスから、多くのファンに愛されております。
現在は十代目である山口源兵衛氏が、
代々受け継がれてきた技術とともに革新の精神を持って
意匠、配色、素材、一切の妥協を許さず、
洗練された帯をお召になられる方のためにつくり続けていらっしゃいます。
【 金華山織について 】
金華山織とは、横糸の替わりに金属棒などを織り込んで行き、
製織後に一本ずつ抜き去るとできる「輪」を特徴とする織物で、西陣の特徴たる品の一つです。
輪の連なりが山々に見えることから名がついたとされています。
縦糸を用いて輪にしていますので、一反の帯の中に、
縦糸が引っ張られるところと縮むところができるという、
製織には大変技術の要る織物です。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています