商品番号:1508555
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
清雅なる夏の極上袋帯。
上質な作品を多く創作されている西陣姫野織物さんの絽袋帯をご紹介いたします。
【 お色柄 】
穏やかな風情放つごく淡い白茶色の絽地は、清涼感あふれ、
やさしい透け感ながらも、しっかりとした織り口。
意匠には、淑やかな煌めきをはらみ
格高き表情を魅せる牡丹唐草を込めた菱文様や吉祥短冊文様を織りなしました。
風情溢れる夏姿を伝えてくれる仕上がりでございます。
正統派古典でありながらも、現代の趣向に合った意匠とこだわり深いお色の表情は、
きっと満足して頂ける事と思います。
質の良い、お値打ちな夏袋帯が本当に少なくなりました。
お手元でご愛用頂ける、お気に入りの一品となれば幸いです。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹75% キュプラ(芯糸)、指定外繊維(紙)、ポリエステル(フィルム)(金属糸風繊維)25%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.555 姫野織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
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