職人の魂の宿ったこの作品…
伝統工芸士の野原俊雄氏が織り上げた本場琉球かすりのご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
琉球かすりらしい印象のお柄と、穏やかな彩りに惹かれ
仕入れて参りました!
琉球ものの魅力。
南国の暑い風に…
人々のおおらかな心を感じる。
まるで琉球の美しい光と風が織り込まれているかのようでございます。
使われている紬糸の質の良さ。
そして熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
琉球紅型の染帯や贅沢な花織の帯なども、大変良く似合うおきものです。
落ち着いた配色とデザインの一枚ですので、
淡い色目の琉球帯を合わせて、キリッとシャープ印象のコーディネートにお薦めです!
【色・柄】
ふっくらとした節糸の風合い溢れる紬地。
深みのある緑色を基調に、白鼠色を込めた揺らぎ縦絣と
紫や黄色を込めた間道柄を織り成しました。
民芸的でありながらも都会の街並みにもピッタリと調和する仕上がりです。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当て付き、背伏せ付き
※ガード加工済
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙、
沖縄県伝統工芸品之証、沖縄県織物検査済之証が付いております。
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月・9月(単衣の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています