【 仕入れ担当 岡田より 】
ごくごくシンプルな格子のお柄が織りだされた
涼やかな着心地の夏物の先染め夏紬着物に
自然布ならではの素朴な素材の表情が味わい深い
楮布の名古屋帯をコーディネートいたしました。
軽やかな地風のお品で帯合わせで印象が
変わりますので、盛夏の時期のおでかけや
お食事など肩をはらないカジュアルシーンに
重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
シャリ感のある軽やかな地風の消炭色の夏紬地に
白グレーと辛子色の糸を用い、細い格子のお柄が
一面に織りだされた夏紬着物に、素材感あふれる、
楮の樹皮繊維を用いた楮布地に味わい深いお柄が
織りだされた八寸名古屋帯をあわせました。
【 商品の状態 】
お着物につきましては着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かにたたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
帯につきましては僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
【 楮布(こうぞふ)について 】
クワ科の植物である楮(こうぞ)を
原料として作られる織物
別名・太布(たふ)。木綿(ゆう)とも呼ばれる。
古くは木綿の織物をのぞく楮、麻、苧麻、葛等の
植物繊維で織られた布を総称して太布と呼んだ。
近年では楮を原料とした阿波太布が重要無形民俗文化財の
指定を受けたこと等から、
「太布=楮、または藤蔓等から作られた織物」
との認識となっている。
「日本最古の布」と呼ばれるほど歴史が古く、
今でも神道の儀式等には楮布等の植物から
織られた織物による装飾品が数多く使われている。
楮とはクワ科の落葉低木で、
繊維が長く強くしなやかなのが特徴で、
日本では木綿(綿花)の生産が始まるまで
楮等による織物の生産がされてきた。
雪上にて数日間晒した楮を、蒸し上げて柔らかくしてから
樹皮を丁寧にはぎ、手績みした糸を手織によって織り上げる。
【 着物 】
表裏:絹100% ※衿裏:絽 縫製:手縫い
※居敷当(精華地)付き
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 名古屋帯 】
楮100%
長さ約3.8m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 154.5cm (適応身長159.5cm~149.5cm) (4尺0寸8分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.2cm(6寸4分) |
後巾 | 28.3cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏物の洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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