【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の老舗『帯清(おびせい)』より、
可憐で美しい色使いの特選西陣織袋帯のご紹介です。
地糸に厳選した絹糸のみを使用し、熟練の職人による
高い製織技術、抜群のデザインで織り上げられたお品で、
訪問着や付下、色無地などのお着物にあわせて明るく
華やいだ帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
愛嬌ある祝華のような袋帯をご紹介いたいます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
打ち込みしっかりと、かつしなやかで締め心地の良い
オフホワイトの帯地に、薄萌黄色、青磁色、薄水色、薄灰桜色の
パステルカラー調の絵緯糸に金銀糸使いで、装飾的な唐華紋が織りだされております。
唐華文は牡丹や芙蓉といった大輪花の美しい部分だけを組み合わせて作った
幻想花(空想の花)の文様になります。
季節を気にせずお召しいただけるのももちろんですが
いつまでも枯れないことから、「いつまでも美しく」という意味があり
女性には人気のお柄になっております。
また、帯全体に流れるようにのびている吉祥文様として古くから人気の唐草文様は
つる草が四方八方に伸びて絡みあう生命力を象徴する文様として
フォーマルな場にピッタリな意味がある袋帯です。
【 帯清(おびせい)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.161
大正8年創業
西陣織の老舗織元
オリジナル佐賀錦を中心に帯の製織を続けている。
佐賀錦とは金銀箔を経糸に、絹糸を緯糸に製織されるが
帯清の佐賀錦は絹糸を経糸に使用。
緯糸として金銀箔と絹糸を2丁織り込むことで、
手間とコストはかかりますが、通常の佐賀錦に比べ
少し抑えた上品な光沢と独特な風合いを持ち、シワや
折れに強く締めやすい特徴を併せ持つ。
この織り技法で昭和40年に特許を取得。
『帯清の佐賀錦』として好評を得ている。
絹75%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.161 帯清謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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