【 仕入れ担当 中村より 】
この風合い、唯一無二…
昔ながらの手紡ぎの糸を天然の植物染料で染め、
丁寧に手織りされた、綿織物の逸品・丹波布のご紹介です。
商品自体が非常に少なく、その中でも帯のご紹介は多少ございますが、
お着物は一年に一度会えるかどうかの逸品。
きもの市場でのご紹介は、
20年以上の中でわずかに10回に満たないほど…。
今回は御仕立て上がりで大変お得に入荷しました。
織物好きに自信をもっておすすめさせていただきます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
素朴な柄と木綿特有の肌触り、草木染めの風合い。
白茶色を基調にして、留紺色と香色、
そしてつまみ糸の白による格子模様が織り上げられました。
シンプルですが飽きの来ないひと品に仕上がっております。
お着物上級者の方に是非お勧めいたします。
末永く、飽きこないおしゃれを感じさせてくれます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
アクが全体に出ておりますので丸洗いをサービスさせていただきます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 丹波布について 】
丹波布は、京都でおきものとして古くより用いられてきた織物です。
明治末期まで丹波、佐治の地で農家によって盛んに織られていたようです。
畑で栽培した綿から糸を紡ぎ…
野にある草木で染め、手織りで仕上げられます。
また、もともと養蚕も盛んだったことから、
絹糸が「つまみ糸」として緯糸に入れらるのが特徴の一つです。
しっかりとした木綿の糸のみを用いて織り上げるよりも、
よりしなやかな風合いを出すことを実現いたしました。
これらを特徴とする丹波布は、その製作過程の一つでも欠いてしまうと、
魅力の大半を失ってしまうといわれております。
現在では「丹波布伝承館」にて、天然染料による染色、手紡ぎの木綿糸、
同じく手紡ぎの絹のつまみ糸、そして手織りの伝統が守られながら、
一糸一糸心を込めて丹念に織り上げられております。
綿100%(一部絹)(裏地:絹100%)
居敷当てなし・背伏せなし
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
---|---|
裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 46.5cm(1尺2寸3分) |
前巾 | 22cm(5寸8分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~翌年5月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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